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アジアカップの優勝候補4カ国の監督比較

Posted January. 05, 2011 08:43,   

「サッカーは選手がやるが、指揮者は監督だ。指揮者がいなければ、チームもない」

世界的な名将、ジョゼ・モウリーニョ監督(レアル・マドリード)の言葉だ。サッカーでは監督の影響力が絶大的だ。監督の考え次第でチームのカラーが変わる。

アジアカップが3日後に迫った。専門家が挙げる強力な優勝候補4カ国は、韓国、日本、イラン、豪州。似ているようで、それぞれ違う個性を持つ4人4色の監督を比較してみた。

●違う状況、同じ夢

アジアカップを控え、4カ国の監督はそれぞれ違う宿題を抱えている。しかし、宿題を解く方法は同じだ。優勝カップを手にすることが正解だ。

趙広来(チョ・グァンレ)韓国代表チーム監督の宿題は、アジアカップの恨みを晴らすことだ。韓国は1960年大会以後、51年ぶりに優勝カップに挑む。趙監督が「過程は要らない。いくらうまくやっても、優勝カップがなかったら失敗だ」と話す理由だ。

ACミラン、インターミラン、ユヴェントスなど、世界的なクラブの監督を歴任し名声を積んだアルベルト・ザッケローニ日本監督も優勝が切実だ。昨年8月監督に就任したザッケローニ監督は、アルゼンチンとの強化試合の勝利などで、ある程度、指導力を認めてもらった。しかし、日本のマスコミは、まだ信頼を見せていない。最近は確実な攻撃戦術の不在などがまな板に乗せられた。彼が14年ブラジルW杯までロングランするためには、良い成績表が欠かせない。

アフシン・ゴトビイラン監督は、今回のアジアカップを最後に、代表チームの監督職から退く。イランのあるマスコミは、「国民の英雄として記憶に残るか、まあまあの監督として残るかが、今大会にかかっている」と表現した。ゴトビ監督の立場では、今大会が最近の深刻な不振から立ち直り、名誉回復する絶好のチャンスでもある。

昨年8月、豪州代表チームの監督に就任したホルガー・オジェック監督も、今大会の優勝で価値を証明しなければならない。監督選任当時、「名声よりは経験と人間的な側面を考慮して選んだ」と評された彼は、最近選手掌握能力が問題視された。彼には「監督よりコーチ職がよりぴったり」という汚名を晴らす機会だ。

●4人4色

4人の監督はカラーがはっきりしている。「コンピューター」趙監督と「百科事典」ゴトビ監督はニックネームのように、よく練られた戦術をベースに細密なサッカーを好む。趙監督は、彼が考えるサッカー哲学を、選手らに随時A4用紙に直接書いて配る。短いパス、たくさん走るサッカー、中央を掌握する確立高いサッカーは彼が強調する3大ポイント。韓国代表チームの戦力分析官として活躍したゴトビ監督も「考えるサッカー」で名声が高い。彼も半テンポ速いパスと体力を重視する。特徴があるとしたら、側面攻撃に比重を大きく置くということ。

オジェック監督とザッケローニ監督を貫くキーワードは「圧迫」だ。オジェック監督は、「強い圧迫で相手を困らせることができなかったら、現代サッカーで生き残れない」と話す。ザッケローニ監督は守備サッカーでも名高い。日本のあるマスコミは彼の名前と「カテナチオ(イタリア式の固い守備)」と合成して「ザックナチオ」というニックネームをつけた。選手との意思疎通もザッケローニサッカーで除けない部分。彼がACミランの監督時代、選手としてプレーしたレオナルド監督(インターミラン)は、このように覚えていた。「彼はいつも先に近付いてきて声をかけてくれた。選手の皆が気配りができ、温かい彼のことを好んだ」



niceshin@donga.com