Go to contents

軍服務期間、もとの「24ヵ月」に延長 国防先進化推進委が提言

軍服務期間、もとの「24ヵ月」に延長 国防先進化推進委が提言

Posted December. 07, 2010 10:07,   

한국어

大統領直属の国防先進化推進委員会(李相禹委員長)は、2014年までに18ヵ月へ段階的に短縮される兵士の服務期間を過去水準の24ヵ月へ伸ばすことを李明博(イ・ミョンバク)大統領に提言した。現在、陸軍基準で22ヵ月だ。また、99年の違憲決定を受け、廃止された軍服務加算点制度の復活も提言した。

推進委は6日、大統領府で李大統領にこのような内容を含む71項目の国防改革課題を提出した。

推進委は、西海(ソヘ・黄海)5島の防衛のため、現在5000人の同地域の海兵隊兵力を1万人以上に増強し、海兵隊を迅速対応体制に転換することを提言した。

また、3軍の参謀総長が持つ軍政権(行政権限)と合同参謀議長が持つ軍令権(作戦権限)を一元化し、各軍参謀総長に実質的な作戦権限を与えることや、陸・海・空軍を統括する合同軍司令部の設立も提言した。

国防予算の節減のため、民間人が参加する兵器所要検証委員会を設置し、現在440人規模の将軍の数を20年までに10%(44人)の削減案も提案した。

しかし、推進委は今年に入り、北朝鮮の武力挑発が続いたが、「北朝鮮=主敵」という表現を国防白書に明示することは提言しなかった。

大統領府関係者は、「71の提言事項は、今後の検討過程でいくらでも変更し得る」としながらも、「これまで推進委が、大統領府や国防部と協議してきた懸案であるため、慎重に検討されるだろう」と述べた。



srkim@donga.com