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未成年芸能人の過度な露出を禁止、深夜生放送や録画も不可

未成年芸能人の過度な露出を禁止、深夜生放送や録画も不可

Posted November. 10, 2010 08:04,   

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未成年芸能人の深夜時間の活動が制限され、過度な露出も禁止される。政府は、このような内容を盛り込んだ「青少年芸能人の性保護と学習権および公正芸能活動保障対策」を9日、閣僚会議に報告した。政府は、来年中に関連法の制定や改正を終える計画だ。

まず、青少年保護法施行令上、未成年者に対し、有害メディアとされるものの審議基準に、未成年芸能人に対する保護規定を設けることを決めた。施行令が改正されれば、未成年者の身体の全部、または胸・臀部などの露出があったり、未成年者を性的に表現し、性的羞恥心を与える場合、有害メディアと指定される。こうなれば、インターネットコンテンツや映像物などのメディアの種類により、アクセスが遮断されたり、午後10時以前の放映が禁止される。

民間による自律的な浄化努力も並行する。各放送局で、未成年芸能人の過度な露出や、扇情的な行為の自制などが盛り込まれた独自の製作ガイドラインを作成することも決定された。

勤労基準法上、未成年者の労働禁止時間である午後10時から午前6時には、深夜の芸能活動も制限される。この場合、未成年の芸能人は、深夜の生放送の出演や深夜録画ができなくなる。

また、現在、成年と未成年の区分なく適用されている大衆文化芸術人標準専属契約書に、学習権保障の内容を加え、事業者に対し、改正された標準契約書の使用を積極的に推奨する計画だ。青少年政策分析評価センターが8月、小・中・高校に在学中の未成年芸能人85人を対象に調査した結果、週3日以上、学校の授業を受けていない回答者は14.7%にものぼった。1週間に半数以上、授業に出なかった経験があるという未成年芸能人は47.6%と、半数に近かった。

また、政府が法制化を推進中の大衆文化芸術産業振興関連法案に、△未成年芸能人の性的保護、△未成年芸能人の公正な芸能活動の保障、△未成年芸能人の身体的・精神的健康、学習権保護などに関する規定を含める方針だ。

しかし、わいせつ性を基準に露出過多を判断するという方針は、基準が曖昧なうえ、様々なメディアの接触を一律に防ぐことが難しいという点で、実効性に欠けるという指摘も出ている。金教植(キム・ギョシク)女性家族部次官は、「実効性の確保に向けて、現在、作成中の第4回青少年政策基本計画最終案に、関連内容を反映させる」と話した。



woohaha@donga.com