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自由と平和のペダル、分断を越える

Posted October. 25, 2010 02:59,   

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韓半島の腰を貫いた銀輪の行列は大韓民国の心臓まで続いた。

韓国戦争60周年を迎えて平和のレースを行った2010ツアー・ドゥDMZ〜ソウル国際サイクル大会(ソウル市、江原道、京畿道、陸軍、大韓サイクル連盟、東亜日報共同主催)が24日、ソウル世宗路(セジョンロ)で3日間の熱戦の幕を下ろした。22日、江原道高城郡(カンウォンド・コソングン)の統一展望台を出発した世界各国の健脚らは、二輪に身体を乗せたまま、乙支(ウルジ)展望台、パンチボール、華川(ファチョン)DMZ、労働党舎など、分断の傷跡を通り過ぎて疾走した。色とりどりのユニホームを着た選手らが紅葉の森を背景に走る場面は60年前の悲劇をしばらく忘れさせるほど美しかった。

世界トップクラスの選手が大勢出場した今大会で個人総合優勝の栄光はCCCポールセット所属で出場したトマツ・マルチンスキ(ポーランド、11時間01分09秒)のものになった。マルチンスキは彌矢嶺(ミシリョン)と乙支展望台を通過する厳しいコースだった第1区間でトップにつけ、総合優勝を予告した。第1区間2位だったチャン・ギョング(加平郡庁)は、11秒差で惜しくもイエロージャッジ(個人総合優勝者が着る黄色の上着)が着られなかったが、サイクルの本場である欧州チームの独走の中で開催国の自尊心を守った。京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のキンテクスではエリート選手が離れた後、「京畿道と共にする2010自転車フェスティバル」が開催され、同好人約2000人がぱっと視野の広がった道路を疾走しながらサイクルの妙味を満喫した。



why@donga.com