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金正恩氏がひな壇で閲兵式参観、「後継者」内外にアピール

金正恩氏がひな壇で閲兵式参観、「後継者」内外にアピール

Posted October. 11, 2010 04:02,   

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北朝鮮で10日開催された朝鮮労働党創建65周年記念式典で金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者である三男、金正恩(キム・ジョンウン)党中央軍事委員会副委員長が主席壇(ひな壇)に立ち、後継者であることを内外に公式に確認した。

北朝鮮は同日午前10時から、金日成(キム・イルソン)広場で開催された閲兵式を朝鮮中央テレビなどから実況中継した。韓国政府当局者は、「我々が把握しているところでは、金総書記が出席した行事を北朝鮮メディアが生中継するのは初めてだ」と話した。北朝鮮に招かれた海外メディアの報道陣80人あまりも前日北朝鮮入りし、閲兵式の様子を報道した模様だ。

ひな壇には金総書記を中心に左側に李英鎬(イ・ヨンホ)軍総参謀長と並んで金正恩氏が座った。続いて金英春(キム・ヨンチュン)人民武力部長、李乙雪(イ・ウルソル)人民軍元帥、李用茂(イ・ヨンム)国防委員会副委員長、朱相成(チュ・サンソン)人民保安部長、張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長が座った。右からは中国使節団長の周永康・共産党政治局常務委員、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、崔英林(チェ・ヨンリム)内閣首相、金鉄万(キム・チョルマン)党中央委員(軍の最長老)、金敬姫(キム・ギョンヒ)党軽工業部長が陪席した。

朝鮮中央テレビの画面には、ミサイル搭載車両や戦車、装甲車などが登場したが、機種などについては具体的に触れなかった。韓国政府当局者は、「これまで人民軍創建記念式典にはミサイルや戦車が登場したが、党創建記念日に登場したのは初めてだ」と説明した。



will71@donga.com