
最近プロ野球の人気が高まり、金賢洙(キム・ヒョンス)のように野球選手や監督が続々と広告モデルを務めている。数年前までも朴賛浩(パク・チャンホ=ピッツバーグ)や李承鎏(イ・スンヨプ=巨人)ら海外組選手らがコマーシャルを独占していたが、今は国内組プロ野球選手がその座を受け継がせてもらっているようだ。
●CM界の野球スターたち
野球の人気が絶対的だった1980、90年代までもプロ野球選手がCMモデルを務めるはよくあることだった。1982年、4割1分8厘の打率を記録した白仁天(ペク・インチョン)元監督がCMに出演した総合栄養剤の「ゲブラルティ」はユニークな名前だったぶん、多くの人々に記憶に残っている。OBの尹東均(ユン・ドンギュン)もベアーズと発音が似ている消化剤「ベアジェ」の広告に顔を出し、金在博(キム・ジェバク)元LG監督は洗濯洗剤のラッキースーパータイの広告に出演して、「一発で隠れている垢まで」と叫んだ。「不死鳥」朴哲淳(パク・チョルスン=OB)は衣類とビールの広告モデルを務め、金応龍(キム・ウンヨン)三星(サムスン)社長、李万洙(イ・マンス)SK首席コーチ、李鍾範(イ・ジョンボム=KIA)らもCMに出演したことがある。
1990年代の後半に入って、朴賛浩をはじめ海外組選手らの活躍が目立ち、CMも彼らのものになった。全盛期の朴賛浩は、コンピューターや飲み物、銀行のCMに頻繁に顔を出し、金炳賢(キム・ビョンヒョン)や崔熙燮(チェ・ヒソプ=KIA)もそれぞれコンピューターと飲み物のモデルとして電波に乗った。最近までは日本プロ野球で猛活躍していた李承鎏が銀行、お菓子、飲み物などのCMモデルを務めた。
●選手だけじゃない…監督も人気
国内派選手らがCMを取り戻してきたのは、プロ野球の人気がよみがえった2〜3年前からだ。最高のCMスターとしてはロッテのホームラン打者、李大浩(イ・デホ)を挙げられる。07年釜山(プサン)銀行定期預金の紙面広告モデルを皮切りにスポーツ飲料のゲトレイとネオウィズのゲーム「スラッガー」の紙面広告に顔を出した。連続試合ホームラン世界新記録(9試合)を立てた先月はロッテデパートが李大浩を売り物にした広告を流した。
斗山(トゥサン)の李賢淳(イ・ヒョンスン)は昨年、ヒーローズ時代、ニジョラルの広告に頭を掻きながら登場して笑いを届け、最高の実力と外貌を備えたある選手は、現在、あるシャンプー広告の出演交渉を行っている。
監督らも人気を博している。08年北京五輪優勝を牽引した斗山の金卿文(キム・ギョンムン)監督は、韓国証券業協会の長期投資文化作りキャンペーンのCMに続き、最近は、斗山重工業の企業PR広告に出演した。ロッテファンの絶対的な支持を受けているジェリ・ロイスタ監督もロッテ建設に続いて今年、ロッテカードモデルを務め、方言を使って笑いを誘う姿を見せた。
●人気モデルへ
これまで国内の野球選手らは広告主が好むモデルではなかった。海外派選手に比べて相対的に制約が多かったからだ。エージェントと交渉すればいい海外派の選手と違い、国内選手は球団を通らなければならない。しかも、国内野球団はほとんどが大企業系列であるため、他の企業の広告に出演するのは難しい。ほとんどの広告が球団所属のグループか系列会社の広告であるのはそのような理由からだ。
しかし、野球人気の上昇を追い風に国内野球選手らも徐々に広告界の主役に浮上している雰囲気だ。モデルエージェンシーのクリームキャスティングのチョ・ミンギョン室長は、「スポーツ選手を起用する際は、大衆的な人気の幅を見る。これまでは国家対抗戦が多いサッカー選手が好まれたが、野球の人気が上昇したことにより、国内野球選手のモデル起用がもう一つの流れになっているようだ」と話した。金賢洙(キム・ヒョンス)と柳賢振(リュ・ヒョンジン)をモデルに起用した韓国ヤクルトの関係者は、「両選手は大衆的な人気に比べて、これまで広告に露出されなくて新鮮さを持っている。年齢や現在の成績、そして将来性のいずれも我々の製品モデルとして最も似合っていると判断した」と話した。
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