Go to contents

G20期間、COEXモールの営業活動規制せず

G20期間、COEXモールの営業活動規制せず

Posted September. 15, 2010 07:46,   

한국어

主要20ヵ国(G20)首脳会議が開催される11月11〜12日、ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)にあるCOEXコンベンションセンター地下1階のCOEXモールの営業は中断されない見通しだ。ただ、一般のモール出入りは規制される見通しで、入居店舗に営業面の損失は避けられそうにない。

COEXモールは最近、入居している250あまりの店舗宛に公式通達を送り、「会議が開催される二日間の営業については、それぞれの店舗の判断に任せることにした」とし、「営業を実施するかどうかについての回答」を求めたことが14日までに分かった。

これまで政府は、テロの脅威に備えCOEXモールなど会場周辺の商業施設に対して、営業中断(一時閉店)を求めることについて検討してきた。営業中止による補償金の算定問題をめぐる入居店舗側との話し合いが難航したとも言われている。

政府関係者は、「安全のために会議期間、COEXモールの営業中断を検討したのは事実だが、民間業者の営業活動を政府が制限するのは問題があるという指摘が多かった」とし、「生業に影響を与えない方向で進める方針だ」と説明した。入居店舗が飲食店から映画館、ショッピングモールなどと多様な分野にわたっているうえ、所得もまちまちであるため、補償金の算定が容易でないことが働いた模様だ。

しかし首脳会議期間、COEXモールが営業を実施しても、一般の出入りが規制されることから、店舗関係者たちからの反発が予想される。政府はCOEX内の常駐人口が1万人であるうえ、会議参加者たちだけでも営業は十分成立すると判断している。これに対して、ある入居店舗の店主は「流動人口が1日平均10万人のCOEXなのに、常駐人口だけを相手にして商売をしろと言われると、普段の10%の売上に止まるだろう」と主張した。



jhk85@donga.com