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香港メディア「金正男氏、警護つけずに行動」

香港メディア「金正男氏、警護つけずに行動」

Posted September. 06, 2010 08:31,   

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北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男、金正男(キム・ジョンナム)氏の豪華な生活が香港メディアで報じられた。金総書記の最近の訪中に続き、権力継承の公式化が予想される労働党代表者会を控えた時点であり、注目を集めている。

香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストは5日、金正男氏がマカオと北京にそれぞれ高級住宅を所有し、夫人や内縁の妻の3人の女性がおり、2男1女の子どもがいると報じた。また、年間少なくとも50万ドル(約5億9000万ウォン)を生活費として使い、これは父親の金総書記が2枚の小切手で送ると伝えた。金正男氏は、現地の5つ星級のホテルやブランド店、高級レストラン、ナイトクラブなどに度々姿を現すが、警護をつけずにタクシーやバスに乗って行動するなど、平凡な生活を楽しんでいる。

同紙によると、金正男氏は、マカオ南方のコロアン島の豪華マンション・竹湾豪園とマカオ市内に住居があると現地の人が伝えた。竹湾豪園は、南中国海が見え、屋外プールや衛星アンテナなどを完備したマカオ内の最高級のマンションだ。このマンションは、2500万パタカ(約38億ウォン)だという。金正男氏所有の同マンションには、第二夫人のチャン某氏(35)と息子(14)、娘(10)が住んでいる。また、別の住居は、カジノなどで夜遅くまで遊んだ時に宿泊する場所であり、警護員3人がここで暮らしている。同紙は、マカオ市内に金正男氏の「3番目の女性」が賃貸で暮らしているマンションがあると伝えたが、そこが警護員が住むマンションと同じ場所なのか確認されていない。

金正男氏の第一夫人のシン某氏(40才前後)と息子(12)は現在、北京に住んでいるという。このマンションの価格は約100万ドル(約11億8000万ウォン)で、金正男氏が購入したとされる。金正男氏は第一夫人が住む北京と第二夫人が居住するマカオを行き来しながら、タイやバンコク、オーストリア、ウィーン、ロシア、モスクワなどを旅行するという。

金正男氏の生活は豪華なだけで特に変わったところはないという。現地の高級ホテル関係者は、「私たちは彼を度々ここで見る。3週間前に見た時は警護員が同行していなかった」と話した。また、現地のメディア関係者は、「公式の肩書がなく、マカオ政府の行事には招待されなかった」と伝えた。金正男氏は、英語とフランス語ができ、韓国人の友人もいるという。



mungchii@donga.com