李光宰・江原道知事当選者、控訴審でも有罪

朴淵次（パク・ヨンチャ）元泰光（テグァン）実業会長らから１４万ドルと３０００万ウォンの不法政治資金を受け取った罪（政治資金法違反など）で起訴された李光宰（イ・グァンジェ）江原道（カンウォンド）知事当選者が控訴審でも執行猶予を言い渡された。

地方自治体の首長が禁錮以上の刑を言い渡されると、副団体長が権限を代行するようにした地方自治法の規定に従い、李当選者は任期が始まる来月１日０時から職務が停止される羽目になった。

ソウル高裁刑事６部（イ・テジョン部長判事）は１１日、李当選者の罪状をほとんど有罪に認め、懲役６ヵ月に執行猶予１年、追徴金１億１４１７万１０００ウォンを言い渡した。

李当選者は裁判後に記者団に対し、「悔しくてたまらない。納得し難い」と述べ、早速上告する考えを示した。しかし、最高裁でも有罪が認められて控訴審の刑がそのまま確定されると、職務停止の状態の李当選者は道知事職を失うようになり、事実上、道知事として何ら権限も行使できないまま中途下車することになる。

一方、李当選者側は政府が職務停止を告示すれば、効力停止仮処分の申請と行政訴訟を起こし、地方自治法の条項に対する違憲法律審判の憲法訴願も起こす方針だと述べた。

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