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韓国代表、体調万全! 「約束の地」で1勝を目指す

韓国代表、体調万全! 「約束の地」で1勝を目指す

Posted June. 11, 2010 07:01,   

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サッカー韓国代表チームが10日、ギリシャとのワールドカップ(W杯)B組初戦を戦う南アフリカ共和国南端のポート・エリザベスに到着した。代表チームは、ベースキャンプのルステンブルク近くの空港で飛行機に乗り込み、決戦の地に到着した。パクストンホテルに荷物を置き、ケープタウン・スタジアムで調整を行った。

ギリシャは、韓国が1勝できる相手と考えているチーム。ギリシャを逃すと、16強入りは厳しくなる。韓国としては、ポート・エリザベスが1勝を勝ち取らなければならない地であり、約束の地であるわけだ。ギリシャも韓国と同じ立場なので、熾烈な激戦が予想される。韓国は12日午後8時30分、ネルソンマンデラベイスタジアムで初戦を戦う。

●風の影響を乗り切れ

ポート・エリザベスは東ケープ州の海岸都市で、アフリカの海洋スポーツのメッカだ。風が多いことから「風の都市」という異名がつけられている。

南アの気象庁によると、12日、秒速5.3メートルから7.8メートルの西北風か西南風が吹くと予報されているため、風が変数となる。

スタジアムは、風通しをよくするため、空けておいた空間で、グラウンドに突風現象まで起きるため、選手たちは予想外の状況に直面しかねない。ボール争いやキックの際、ボールの変化に戸惑いを感じ、GKも意外の影響要因に困惑するかもしれない。

標高1200メートルのラステンバーグの高地から、標高15メートルのポート・エリザベスへ下りてきた選手らは、ずっと良いコンディションで試合に臨むことができる。

スポーツ科学者らは、「高地帯で練習し、低地帯へ下りてくると、身体の能力ははるかに良くなる」と言う。代表チームは、低酸素マスクをつけるという特別療法を並行しながら、オーストリアのキャンプから1200メートルの高地で、16日間を練習してきたおかげで、高地にはある程度慣れている状態だ。

しかし、高地帯と低地帯で感じるボールの速さの違いに慣れなければならないという、もう一つの変数を乗り切らなければならない。

●初戦は万全の調子で

中央DFの趙容亨(チョ・ヨンヒョン=済州)の帯状疱疹もすっかり治り、ヒジの脱骨にあったFDの朴主永(パク・ジュヨン=ASモナコ)も、本来の調子を取り戻した。

太ももを怪我した李東国(イ・ドングク=全北)も完治し、現在、代表チームは負傷選手が1人もいない完璧な状態だ。代表チームの関係者は、「現在は、負傷かコンディションの乱れを見せる選手が1人もいない」と話した。

許監督は、トレーナーのレイマンド・ベルハイイェン氏を通じ、ギリシャ戦で絶好のコンディションで、発揮できるプログラムを稼動させている。不測の負傷さえなければ、ギリシャ戦では、100%のコンディションで臨むことができそうだ。あとは戦うことだけだ。



yjongk@donga.com