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野党の知事当選者ら、世宗市と4河川事業の阻止で連携へ

野党の知事当選者ら、世宗市と4河川事業の阻止で連携へ

Posted June. 07, 2010 08:23,   

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6・2地方選挙で当選した盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領側近出身や民主党など野党所属の市・道知事が、世宗(セジョン)市計画修正や主要4河川事業など、政府が推進している中核政策に対し、共同で反対の動きに乗り出すなど、中央政府と野党勢力の市道知事の間で対立の動きが出始めている。

廉弘迵(ヨム・ホンチョル)大田(テジョン)市長、安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事、李始鐘(イ・シジョン)忠清北道(チュンチョンブクド)知事の忠清地域の市道知事当選者3人は、8日午後2時に忠清南道燕岐郡錦南面(ヨンギグン・クムナムミョン)の行政都市建設庁で世宗市修正案に反対し、原案通りの推進を促す内容の声明を発表することで合意したと、6日発表した。3者会合は李始鐘氏が提案し、声明の草案作りは安氏が受け持った。

李氏は、「声明には今回の選挙を通じて忠清道民の意思が明確に確認されただけに、世宗市の原案推進を強力に要請する内容が盛り込まれるだろう」とし、「世宗市が忠清地域の最大の懸案であるだけに、世宗市問題を最初の議題にした」と説明した。

これに先立って、安氏側は5日、忠清南道天安市(チョンアンシ)で行われた民主党の忠清南道知事選挙対策委員会の解団式で、「李明博(イ・ミョンバク)大統領は投票を通じて確認された主権者の意思に順応しなければとても不幸になる」とし、「大田市長、忠北知事と協力して近いうちに世宗市修正案の廃棄を公式に要求する」と述べた。

安氏はまた、「金斗官(キム・ドゥグァン)慶尚南道(キョンサンナムド)知事当選者、朴鉂瑩(パク・ジュンヨン)全羅南道(チョルラナムド)知事、姜雲太(カン・ウンテ)光州(クァンジュ)市長当選者らと4河川事業への国民的な憂慮と中断の要求に共感した」とし、「近日、この市道知事らと一緒に(4河川事業の)全面的な中断と再検討を要求する」と述べ、主要4河川事業を連帯阻止する考えを明確にした。

しかし、主要4河川事業については、全羅道地域の自治体首長らは整備事業を希望しているなど、民主党内でも見解の食い違いがあり、共同の対応が簡単でないという観測も出ている。



mhjee@donga.com straw825@donga.com