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車範根監督がリーグ途中に突然辞任 「再充填が必要、休みたい」

車範根監督がリーグ途中に突然辞任 「再充填が必要、休みたい」

Posted May. 21, 2010 07:23,   

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「これまで応援してくださったファンの皆さんに申し訳なく思います。しかし球団と自分のために、再充填の時間が必要だと判断しました」

車範根(チャ・ボムグン)監督(57)がシーズンの途中に辞任した。車監督は20日、ソウル中区小公洞(チュング・ソゴンドン)のロッテホテルで記者懇談会を開き、「6月6日までにチームを采配して、監督から降りることを決めた」と明らかにした。車監督は、「いつからか習慣的にマンネリズムに陥っているのではないかと思うことがしばしばあった。エネルギー充填の時間が必要だと考えた」と話した。

11年までとなっている契約期間が残っているが、ファンと球団に荷物になりたくないと判断したという。「正直、欲を出して、今のまま引っ張っていくこともあり得るとも考えた。しかしエネルギーが消尽した状態で引っ張っていくのは、良心的にできなかった。こんなに突然辞めるのお無責任なことだと感じたが、球団と自分のために再充填が必要だと判断した。体がうずうずしてきたら、また監督に戻ってくる」と話した。

04年から水原(スウォン)を采配してきた車監督は、これまで正規リーグ優勝を2度(04年、08年)、カップ大会でも2度優勝(05年、08年)している。FAカップでは、昨年王者になった。昨シーズンは正規リーグで10位に止まったが、FAカップ優勝で最悪の状況は免れた。しかし、今年はチームが最多連敗(6連敗)に陥ってリーグ最下位となり、辞任を決心した。

車監督は、「6年以上を勝つことだけに集中してきたので、心身とも疲れている。休みが必要だ」と言う言葉を何度も繰り返した。そのうえで「とりあえずはのんびり休みたい。しかし指導者は、自らを引き続き進化させなければならないので、海外で世界のサッカーの流れを見て感じることも必要だ」と言い、海外研修も考えていることをほのめかした。

W杯大会期間中にSBSの中継解説を引き受ける可能性については、「解説も監督と同じで、相当の集中力とエネルギーを必要とする。今の状態では中継は自信がない。SBSの配慮には感謝しているが、今は何もできないという結論を出した」と話した。

車監督の辞任を止めていたアン・ギホン水原団長は、「車監督が深く悩んだ結果出した決定なので受け入れる。これからは、あらゆる可能性に対してゼロから後任を探す考えた」と語った。



yjongk@donga.com