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たったの1分だけでも…W杯への執念燃やす「オールドボーイ」たち

たったの1分だけでも…W杯への執念燃やす「オールドボーイ」たち

Posted April. 15, 2010 08:09,   

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リオネル・メッシー(23=アルゼンチン)、クリティアーノ・ロナウド(25=ポルトガル)、ウェイン・ルーニー(25=英国)、フェルナンド・トーレス(26=スペイン)。

あと2ヵ月を切ったワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を控えて、注目が集まるスター選手たちだ。彼らの共通点は、いずれも20代の半ばを超えていないことだ。最盛期を迎えている彼らのプレーを心待ちにしているサッカーファンたちは、早くも胸が騒ぐ。

しかし、彼らに劣らず注目を集めているスターたちがいる。30歳を超えた「オールドボーイ」たちだ。最高の舞台で最後の炎を燃やしたいとする彼らの踏ん張りは涙ぐましいくらいだ。

●再起を狙う、韓国の李東国、安貞桓、薛鐗鉉

韓国のオールドボーイのトップランナーは李東国(イ・ドングク、31)。とりわけW杯とは縁がなかっただけに、代表FWの座を獲得しようと切磋琢磨している。安貞桓(アン・ジョンファン、34)と薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、31)、金南一(キム・ナムイル、33)らの抜擢にも関心が集まる。しばらく振るわなかったがW杯を目指して所属チームで復活を宣言している彼らが、許庁茂(ホ・ジョンム)監督の韓国代表メンバーに呼ばれるのだろうか。

●ブラジルはロナウド、ロナウジーニョが候補

永遠な優勝候補ブラジルは、選手層が厚いだけに目を引くオールドボーイも多い。代表的な選手がロナウド(34)。W杯通算最多ゴール(15得点)の記録を持つ彼の抜擢は、ブラジル大統領まで関心を示すホットな話題。

所属チームのACミラン(イタリア)で華やかに復活したロナウジーニョ(30)は、攻守のバランスを重視するドンガ監督のスタイルに合わないという理由で、代表メンバーには選ばれなかったが、最近、カカの不振に経験豊富な選手を求める声が高まり、再び抜擢される可能性が高まってきた。06年W杯以降は見ることができなかったDFロベルト・カルロス(37)も代表候補の下馬評に上がっている。

●イタリアのトッティ、フランスのビエラも

オランダでは「得点機械」ルート・ファン・ニステルローイ(34)が今年1月に移籍したハンブルク(独)で良い活躍を見せており、代表抜擢に望みをつないでいる。フランスのパトリック・ビエラ(34)、ポルトガルのデコ(33)らもいる。最盛期が過ぎ、しばらく沈滞期を過ごした彼らは、W杯を控えて調子を上げながら栄光の舞台を夢見ている。

イタリアのフラチェスコ・トッティ(34)は、代表に復帰できる可能性は五分五分。3年前に代表引退を宣言したが、「W杯という最高の舞台に再び立てられれば光栄だ。しかし果たして体力的に持つかは疑問だ」と話している。

1988年W杯で「蛙ジャンプ」で韓国守備を翻弄したクアウテモク・ブランコ(37=メキシコ)は華麗なる帰還を目前にしている。W杯予選の土壇場で代表合流した彼らは、チームの連勝をけん引し、6月の本大会でも重用が有力だ。



niceshin@donga.com