バンクーバー冬季五輪の感動が、冬季パラリンピックまで続くだろうか。
第１０回冬季パラリンピック・バンクーバー大会が１３日、カナダ・バンクーバーのＢＣプレースで行われた開会式を皮切りに、１０日間の熱戦に突入した。
今大会には世界４５カ国から約１３００人の選手が参加して、アルペンスキー、クロスカントリー、バイアスロン、車椅子カーリング、アイススレッジホッケーの５種目でメダルを争う。
１９９２年アルベールビル大会から出場した韓国は、史上最大規模の選手団を派遣した（表参照）。前の大会までは２〜６人の選手が出場したが、今大会には５つの全種目に２５人の選手が太極マークをつけて出場する。大韓障害者体育会のユン・ソクヨン会長は、「障害者らにとってはパラリンピックに出場すること自体が完璧にリハビリに成功したことを意味する。国内に障害者冬季体育大会が行われ始めたのがわずか７年前なのに、もうパラリンピックの全種目に出場するのは驚くべき発展」と話した。
歴代最大規模の選手団が歴代最高の成績を上げられるかはまだ分からない。韓国は０８年北京五輪夏季パラリンピックで金１０個、銀８個、銅メダル１３個で総合１３位につけ、００年シドニー大会ではトップ１０（９位）を達成したが、冬季パラリンピックで獲得したメダルは、０２年ソルトレイクシティ大会で、アルペンスキーのハン・サンミン（ハイウォン）が取った銀メダル（総合２１位）が唯一だ。今大会には銅メダル１個、総合２２位が目標だ。クロスカントリーとバイアスロンに出場するイム・ハクス（ハイウォン）とベテランのハン・サンミンに期待をかけている。
車寄子カーリングとアイススレッジホッケーは初出場のパラリンピックで異変を起こすと覚悟を決めているが、世界水準との差はまだ大きい。キム・ウソン選手団長は、「パラリンピックはメダルより全ての障害者がスポーツを通じてリハビリできるという希望を見せることにその目的がある。それでも選手らが流した汗が実を結ぶように良い成果をあげたい」と話した。
１９７６年第１回大会が行われた冬季パラリンピックは、１９９２年第５回アルベールビル大会から五輪が終わった直後同じ場所で行われる。1976年第1回大会を始めた冬パラリンピックは1992年第5回アリベルビル大会からオリンピックが終わった直後に同じ場所で開催される。
why@donga.com
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