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李大統領「教育不正は未来に大きな障害…撲滅せよ」

李大統領「教育不正は未来に大きな障害…撲滅せよ」

Posted February. 24, 2010 09:06,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は23日、「入試制度の改善も重要だが、教育界の不正をなくさなければ、未来に向かううえで大きな障害になる。発足3年目を向かえ、政府は、教育不正と地域に根ざした不正の撲滅に全力を傾けてほしい」と述べた。

李大統領は同日、大統領府で開かれた閣議で、最近問題になった教育界の人事不正の実態について取り上げ、「韓国社会のあちこちで不正が慣行化し、累積している。(特に)教育界の不正は組織的であり、制度化されつつある」と指摘した。そして、「教育界が不正の温床になっていることは、胸の痛いことだ。教育科学技術部などの関係省庁は、蔓延した不正の撲滅に総力を上げてほしい」と指示した。

李大統領が、公に教育不正について言及し、撲滅を強調したのは、今回が初めて。教育改革を今年の国政課題に掲げており、教育界の徹底した自浄が先行する必要があるというのが、李大統領の考えだ。金恩慧(キム・ウンヘ)大統領府報道官は、「今回の発言は、全国的な教育改革のエンジンがかかっている状況で、教育界に警鐘を鳴らすためのものだ。人事の口利きや金品の上納、不正入学などがなくならない限り、教育改革はありえないという決然たる意志が含まれている」と説明した。

また、李大統領は、「今がまさに未来に向かって進まなければならない歴史的な時だ。この機会を逃せば、国運隆盛の機会を逸することになるだろう。最近、オバマ米大統領がラスベガスでの演説で、『政府と民主党、共和党が力を合わさなければ、米国は2等国家にならざるをえない』と言ったメッセージは、おそらく米国よりも韓国に必要な話だろう」と強調した。

いっぽう、李大統領は、「各市道の業務報告をできるだけ年初に受けようと考えている。閣僚も、各地域の革新都市の建設に関心を持って取り組んでほしい」と指示した。李大統領は来月、大邱(テグ)、慶尚北道(キョンサンプクト)、慶尚南道(キョンサンナムド)を訪れる予定だ。



koh@donga.com