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外国の記者12人に11人が「金妍兒の優勝」を予測

外国の記者12人に11人が「金妍兒の優勝」を予測

Posted February. 24, 2010 09:06,   

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●12人に11人が「金妍兒が優勝」

アンケートに応じた12人は、米国とカナダ記者が10人、欧州の記者が2人だった。万一のために、金妍兒・浅田真央・安藤美姫の他に、ジョアニー・ロシェット(カナダ)、レイチェル・フラット(米国)、カロリーナ・コストナー(イタリア)も優勝候補に入れた。それでも優勝候補は、金妍兒と「浅田+安藤」が約半々ずつ票を獲得すると予想していた。

しかし、予想は見事に外れた。12人の中で11人が優勝候補として金妍兒を挙げた。ほとんどは選手のリストも見ず、質問を聞いただけですかさず「金妍兒」と答えた。アンケート調査中に彼らのノート型パソコンを覗いてみたら、何人かはもう金妍兒に関する記事を書いていた。スウェーデンのワーテル・レギオン・レコードのジョージ・ブラウン記者だけが安藤を優勝候補に指目した。彼は、「安藤には審判にアピールする特別な魅力がある」と話した。

●他の選手とはレベルそのものが違う

11人の記者が金妍兒を優勝候補に選んだ理由は、少しずつ違った。しかし、「金妍兒が今度出場した選手の中で圧倒的」という点は共通していた。ライアン・ファイアット記者(サン・メディア)は、「彼女には驚かされるばかりだ。私を含めて私の周りのみんなは彼女が優勝すると思っている。そう思っていない記者に会ったことがない」と話した。デン・ウェッチェル記者(ヤフー・スポーツ)は、「彼女は演技やテクニックが他の選手より一枚上だ。ただ、ロシェットの母親が亡くなったことは、採点に変数として働きそうだという気もする」と話した。

浅田と直接比較した記者もいた。ローシ・ディマノ記者(トロントスター)は、「金妍兒はフィギュアの全ての真実にほとんど近接した選手だ。芸術的であり、誰も近づけなかった境地に達している」とし、「浅田ももちろん強い選手だ。しかし、テクニック的な面だけが優れていて、金妍兒のようにすべてのことが揃ったトータル・パッケージではない」と話した。金妍兒のコーチであるブライアン・オーサーコーチの友人だというスティーブ・ミルトン記者(ハミルトン・スペクテイター)は、「金妍兒は今大変なプレッシャーを感じている。しかし、スケートは彼女を裏切らないと信じる。私の友人がコーチであることも彼女の金メダルを保障している」と言って笑った。これまで金妍兒についての記事を多く書いてきたフィリップ・ハーシー記者(シカゴ・トリビューン)は、金妍兒の強みについて詳しく説明し、「疑う余地がない」と確信した。

●2位は安藤・ロシェット・浅田の三つ巴

銀・銅メダルを獲得しそうな選手を選んでほしいという追加質問に対し、ほとんどの記者は悩みに悩んだ。一部の記者は、「予測し難い」と言って答えを保留した。ファイアット記者は、「2位は安藤になりそうだ。最近の好調ぶりが手ごわい。そして、ロシェットが浅田を制して3位につけそうだ」と話した。浅田を2位、安藤を3位に挙げたゲリー・マイホシス記者(USAトゥデイ)は、「トリプル・アクセルジャンプが安定を取り戻した浅田が僅差で2位につけそうだ。しかし、1位を除いては本当に予測が難しい」と話した。



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