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政府、天然塩を新成長産業として育成

Posted February. 17, 2010 09:16,   

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政府は、国産天然塩を世界的なブランド品としての育成に向け、作業に乗り出した。農林水産食品部と与党ハンナラ党の金學容(キム・ハクヨン)議員室は、18日にソウル中区小公洞(チュング・ソゴンドン)のロッテホテルで、「天然塩の世界化へのフォーラム」の創立総会を開催すると、16日に明らかにした。

このフォーラムには、天然塩の生産団体や食品業界の専門家などが参加し、天然塩のブランド化戦略や実施案などを議論する予定だ。ここでは、劣悪な天然塩の生産施設を改善し、これまで鉱物と分類され、食品としては注目されなかった天然塩の関連制度の見直しに向け、対策作りを行うという。

金議員は、「天然塩は、外国産塩より高血圧や肥満の原因となる塩化ナトリウムの含有量は20%低く、体によいカリウムやマグネシウムの含有量は3倍も多い」とし、「世界的なブランド品として、成長できる潜在力を持っているが、45年間鉱物と分類され、食品としての生産基盤が非常に弱いため、基盤施設や制度的改善が急務だ」と語った。

農林水産食品部の張太平(チャン・テピョン)長官は、「天然塩のブランド化を実施し、『新成長エンジン産業』として育成する」とした上で、「それに向け、生産施設や法令制度の見直しを行う一方、履歴追跡制の導入や品質検査、原産地表示の取り締まりなどにより、輸入塩に比べ高い競争力を持たせるつもりだ」と話した。



firedy@donga.com