11日、ソウルなどの首都圏や江原道(カンウォンド)などの中部地方に大雪が降り、午前は一時、ソウル北岳山(プガクサン)道路など、一部の道路が閉鎖され、航空便数十便が欠航となった。気象庁によると、同日の積雪量(午後2時現在)は、ソウル=6.8センチ、東豆川(トンドゥチョン)=5.7センチ、汶山(ムンサン)=8.1センチ、仁川(インチョン)=6.8センチ、大關嶺(テグァンリョン)=63.2センチ、束草(ソクチョ)=13センチだった。気象庁は、「江原道嶺東(ヨンドン)や一部の山間地域には12日まで、大雪が降る見込みだ」と発表した。
気象庁は12日未明にまで、江原道嶺東や山間地域=10〜30センチ、慶尚北道(キョンサンブクド)北部地域=3〜10センチ、京畿道(キョンギド)西海岸や忠鋻南道(チュンチョンナンド)と忠清北道(チュンチョンブクド)地域=1〜5センチの雪がさらに降るものと見ており、帰省に大きな影響が出そうだ。
同日の大雪で、金浦(キムポ)空港や仁川国際空港では午後2時現在、航空機16便が欠航となり、130あまりの航空便の離着陸が遅れた。
また、旧正月の連休を控え、一部のデパートによるプレゼントの宅配に支障が生じるとこもあった。ソウル地方警察庁は同日午前から、交通非常体制に入り、交通警察官を約1500人投入し、市内340ヵ所あまりの主要交差点の交通整理に当らせた。
一方、韓国道路公社(道公)は同日午前から、除雪車両500台あまりを投入し、高速道路や料金所周辺の国道まで、除雪作業に乗り出した。道公側は、「首都圏は11日午後から雪が上がった上、天気も比較的温かく、高速道路の凍結による帰省渋滞は少ないだろう」と見込んだ。
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