Go to contents

1月の失業者121万人、10年ぶりに最大

1月の失業者121万人、10年ぶりに最大

Posted February. 11, 2010 09:26,   

한국어

約10年ぶりに失業者数が再び100万人を超えている。3%台で推移していた失業率も5%に跳ね上がった。政府が財政を投じて進めた雇用事業が昨年末で終了すると、1月に「雇用ショック」が起きたのだ。

10日に統計庁が発表した「1月の雇用動向」によると、失業者は121万6000人で、昨年1月(84万8000人)より36万8000人増加した。失業者が100万人を超えたのは、01年3月(112万9000人)以来始めてであり、00年2月(122万3000人)以来最大規模となった。

これを受け、1月の失業率は5.0%で前年同月比1.4ポイント急騰し、01年3月(5.1%)以来最高となった。

統計庁のウン・スンヒョン雇用統計課長は「失業率が急騰した理由は、最近景気が持ち直す兆しを見せ、政府の雇用支援政策が増えたことから、一般人が求職活動に乗り出し、非労働力人口から失業者に移行した人が増えているためだ」と説明した。統計調査上、失業者は「収入を得られる仕事をせずに、積極的に求職活動をする人」を意味し、求職活動をすれば失業者に属することになり、求職活動を諦めれば非労働力人口(就業でも、失業でもない状態)となる。

1月の就業者は、2286万5000人で、昨年12月(2322万9000人)より36万4000人の減少となった。公共事業、行政インターンシップなど、政府の雇用事業が昨年12月に全て終了し、就業者が急減している。1月の就業者を昨年1月(2286万1000人)と比較すれば5000人増加しているが、これは世界的な金融危機の中で昨年の年初就業者が少なかったベース効果によるものだ。

1月の雇用率は56.6%で、前月比1ポイント、前年同月比0.7ポイント下落している。これは01年2月(56.1%)以来の最低の水準だ。



lovesong@donga.com