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金妍兒、東京での調整に満足

Posted December. 03, 2009 07:41,   

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「寝る時間に眠れるのが、一番良い時差適応の方法です」

「フィギュアの女王」こと金妍兒(キム・ヨナ、19=高麗大)が2日、グランプリ・ファイナルが開かれる日本東京の代々木国立競技場で、初の公式トレーニングを行った。前日、やや疲れ気味だった様子はなく、同日のトレーニングでは動きが軽かった。40分間ショートプログラム(SP)を練習した金妍兒は、「コンディションが良い。練習もうまくいったようで、満足している」と話した。

●14時間の時差は「BAD」

グランプリ第1戦が開かれたフランス・パリは、金妍兒の転地練習先のカナダ・トロントとの時差が8時間ある。移動時間は6時間に過ぎなかった。金妍兒は1日休んでから、コンディションを回復した。米国で開かれたグランプリ第5戦は、時差もなく、車で移動したため、ホーム試合同然だった。しかし、日本は14時間も時差がある。移動にも15時間以上かかった。金妍兒は昨シーズン、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)で開かれたグランプリ・ファイナルでも時差適応で苦労した。疲れが取れないまま出場したため、2位に止まった。時差適応はそれほど重要である。

金妍兒は、日本に到着してからは、簡単な体力トレーニングのほかは休息し、地元の時間に合わせて就寝した。金妍兒は、「もともと時差によく適応できる方だが、少し大変な時もある。今回は飛行機とホテルでよく眠った」と話した。

●金・土曜日の競技は「GOOD」

時差が足かせだとすると、競技日程は最適の条件だ。金妍兒は普段、日曜日は休んで月曜日からトレーニングを始め、木・金・土曜日にコンディションを最上へ引き上げる。今シーズン、グランプリ大会はほとんどが金・土曜日に開かれた。金妍兒は土曜日に開かれたグランプリ第5戦SPで世界新記録を樹立した。そのいっぽうで、日曜日のフリースケート(FS)ではジャンプ・ミスを連発した。金妍兒は、「普段は休んでいた日曜日に起きたら、体が重かった」と話したほどだった。

グランプリ・ファイナルSPとFSは、金・土曜日に開かれる。金妍兒が好コンディションで競技できる条件だ。金妍兒は、今大会が終わった後、10年バンクーバー五輪に向け、トレーニングの日付を調整する予定だ。五輪女性フィギュア・シングルの競技は、火・木曜日に開かれる。その日に合わせて最上のコンディションへ引き上げる計画だ。



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