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豪州が金利上げ、G20では初…「次は韓国」の見方強まる

豪州が金利上げ、G20では初…「次は韓国」の見方強まる

Posted October. 08, 2009 08:18,   

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主要20ヵ国(G20)で初めて豪州が6日、基準金利の引き上げに踏み切ったことを受け、国際金融界は次の金利引き上げ国として韓国を予想している。韓国の景気回復の速度が主要国の中で一番速いことを視野に入れ、出口戦略(Exit Strategy)も先に実行する可能性があるとみられているのだ。

ドイツ銀行は7日に発表した報告書で、韓国が豪州に次いで金利の引き上げに乗り出す可能性が高いと見通している。同報告書は、「韓国は景気回復の速度が速く、インフレーションが高くなっているため、米国や欧州に先立ち、今年第4四半期(10〜12月)に金利の正常化に乗り出すだろう」とし、「11月の金利引き上げが予想されるが、急激なウォン高と政治的な圧力により1〜2ヵ月ぐらいは、遅れる可能性はある」と分析した。

CBSマーケットウォッチも、「韓国が豪州のように金利を引き上げることもあり得るという考えを示唆してきたため、次の金利引き上げ国は、韓国になる公算が高い」と予想した。

また、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)のエコノミスト、サンジェイ・メーダーは、次に金利を引き上げる国として韓国を挙げ、「今年度中に金利を引き上げる可能性があるが、9日に開かれる韓国銀行の金融通貨委員会では、金利据え置きの可能性が高い」と話した。

一方、トルコのイスタンブールで開幕した国際通貨基金(IMF)・世界銀行第64回合同年次総会に出席している李成太(イ・ソンテ)韓国銀行総裁は、同日の記者懇談会で、「出口戦略の国際協力は原則論であり、国ごとの事情が違うだけに、機械的に考えてはならない」と述べ、独自的に金利調整に乗り出す可能性があることを示唆した。



cha@donga.com