Go to contents

交河新都市入札ロビー疑惑、建設会社と坡州市庁を家宅捜索

交河新都市入札ロビー疑惑、建設会社と坡州市庁を家宅捜索

Posted August. 08, 2009 08:04,   

한국어

京畿(キョンギ)地方警察庁は7日、坡州(パジュ)市の交河(キョハ)新都市複合コミュニティーセンターの入札ロビー疑惑事件と関連して、K建設本社と坡州市庁を家宅捜索するなど、本格的に捜査に着手した。警察は同日午前8時30分頃から、警察官22人を3つのグループで分けて、ソウル鍾路(チョンロ)区のK建設本社と坡州市庁均衡開発課、入札審議委員のY大学L教授に商品券を渡したK建設のJ課長のソウル九老(クロ)区の自宅を家宅捜索した。

警察は、K建設側が、L教授だけでなく別の入札審議委員に対してもロビーをした可能性があると見て、押収した資料を分析し、K建設関係者を呼んで審議委員リストの入手経緯や彼らにロビーをしたかどうかを捜査する方針だ。L教授とともに審議委員の一人だったJ教授は、東亜(トンア)日報の電話取材で、「K建設職員が訪ねてきて、金品を渡そうとした事実がある。封筒を開けることなく断った」と明らかにしている。

警察は7日、家宅捜索を通じて、K建設からコンピューター2台と入札関連書類を確保し、坡州市庁からはコンピューター4台、USBメモリー、手帳、複合コミュニティーセンター工事推進状況、入札審議委員の選定過程、入札結果などの書類を確保し、分析している。また、J課長の自宅から9つの通帳を確保し、ロビーと関係する金の流れを追跡している。警察関係者は、「物証を捜し出し、証拠隠滅を事前に阻止するために、家宅捜索を行なった」と明らかにした。

これに先立ち、警察は4日、参考人としてL教授から事情聴取したのに続き、5日、坡州市庁関連部署の職員2人を呼んで、審議委員の選定過程などを取り調べた。



yunjung@donga.com