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韓国経済、V字型回復に期待感

Posted August. 03, 2009 09:03,   

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6、7ヵ月後の景気を予告する景気先行綜合指数の伸び率が39年ぶりに最高値を記録した。現在の景気状態を示す景気動向綜合指数も、31年ぶりに最大の伸び率を示した。現在や未来の景気状態を示す二つの指数は、1997年の通貨危機の時よりもさらに急激に好転する様子を示して降り、「V」字型景気成長への期待感が高まっている。

2日、企画財政部(財政部)や統計庁によると、6月の景気先行総合指数(05年=100)は120.8と、5月(117.5)より2.8%上昇した。これは統計を取り始めた1970年1月以降最大の上げ幅である。景気動向綜合指数も前月より2.0%上昇し、1978年1月(2.1%)以降最大の伸び率を記録した。

先行総合指数は今年1月から、動向綜合指数は3月からプラスに転じ、それぞれ6ヵ月と4ヵ月間上昇の勢いを維持している。動向綜合指数を構成する鉱工業生産や卸小売販売額など8つの細部指標は1年6ヵ月ぶりに軒並みプラスへと転じた。また、機械受注額や消費者期待指数、在庫循環指標などの先行綜合指数の10の細部指標は3ヵ月間続けてプラスを記録している。

このような成長の勢いは通貨危機直後よりも急激なものである。1997年12月を基準に、先行綜合指数や動向綜合指数はそれぞれ3ヵ月間と8ヵ月間、前月比マイナスを記録した後、1年間、先行綜合指数は0.1〜1.6%、動向総合指数は0.8〜1.6%上昇した。

財政部の当局者は、「景気指標は急激に上昇しているものの、V字型景気成長を予測するにはまだ早い」とし、「外部の不確実性が依然大きく、少なくとも6ヵ月程度、指数の動きを見てから判断しなければならないだろう」と述べた。



lovesong@donga.com