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「1回500万ウォン」、売春あっせんグループ逮捕

「1回500万ウォン」、売春あっせんグループ逮捕

Posted July. 28, 2009 08:23,   

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俗称「10%」と呼ばれるソウル江南(カンナム)高級風俗店出身の女性と美人女子大生を雇用し、高価な売春をあっせんしたグループと、買春した男性らが逮捕された。性売買に関わった男性らは、「高級な出会い」という誘惑に負け、1回の性関係で500万ウォンを払っていたことが分かった。

ソウル西大門(ソデムン)警察署は27日、売春あっせん容疑(性売買斡旋などの処罰に関する法律違反など)で、総責任者の金某容疑者(37)を拘束し、売春をした女性のホン某容疑者(25)、買春した男性のユン某容疑者(33)ら18人を不拘束立件した。

05年頃から売春をあっせんしてきた金容疑者は、アルバイトのつもりで江南一帯の風俗店で働く女性を相手に代理運転をしていたが、今年初め、名門大学出身と江南の有名バー出身のコンパニオンとして採用し、男性を誘惑し、大金を儲けようと思った。金容疑者は計画をすぐ実行に移し、1月、大人向け求人広告サイトに「20代女性募集」という広告を掲載した。また、この広告を見てやってきた女性に対し、一人一人面接を行い、ずば抜けて容姿がいい女性だけを採用した。

その後、このように採用した女性名義を盗用し、出会い系サイトに入会し、チャットなどで男性会員らに「モデル出身」「芸能人志望」「ケーブル放送に出演中」と女性らを紹介した。これを見た男性から連絡が殺到し、1回の性売買に100万〜200万ウォンから500万ウォンまで受け取った。金容疑者は、予め性買収の男性の職業と財力を十分に調べ、最初に提示する料金に差をつけた。運転手をつけ、女性を地方へ行かせたこともあった。手にしたお金は、わずか7ヵ月で8000万ウォン程度。金容疑者は性売買の事務室を2〜3ヵ月おきに移転し、警察の取り締まりを避けてきた。

警察の調べに対し、金容疑者は、「芸能人志望またはモデル志望だと言うと、会いたいという連絡が簡単に来るし、地方出張への連れ添い、同棲を要求する人もいた」と伝えた。警察関係者は、「性買収の男性は、ほとんど中堅会社の幹部、研究員出身で高所得者が多い。相当数の顧客は『芸能人志望』という紹介だけを信じ、女性らが風俗店出身であることに全然気付いていなかった」と語った。

警察は、金容疑者が営業のため、インターネットで確保した男性会員約3000人、女性会員約200人のリストが保存されている資料を確保し、捜査を拡大している。



yunjung@donga.com