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盧前大統領の取調べ、検察が深夜尋問も検討

盧前大統領の取調べ、検察が深夜尋問も検討

Posted April. 29, 2009 03:07,   

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最高検察庁中央捜査部(李仁圭部長)は30日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領を召喚し取り調べる際、尋問時間が足りない場合には本人の同意を得た上で、深夜にも取り調べを行う方針であることが28日分かった。

検察は前職大統領に対する取り調べの前例や礼遇などを考慮し、一度で取り調べを終了する方針だが、やむを得ない場合は翌日の午前2〜3時まで取り調べることにした。金慶漢(キム・ギョンハン)法務部長官は同日、「真実の突き止めに尽力しつつ、警護と身の安全のための徹底した準備をし、国家元首経験者に対する礼儀をわきまえるように」と検察に指示した。

検察は同日、盧前大統領に尋問する事項として200あまりの中核的な質疑をまとめた。尋問内容は、「500万ドルの収賄疑惑」「100万ドルの収賄疑惑」「その他」と争点別に分けられており、盧前大統領の予想答弁次第の追加質問などできめ細かくまとめられている。

一方、大田(テジョン)地検特捜部(李庚勲部長)は04年から最近まで、釜山(プサン)所在の昌信(チャンシン)繊維と忠清北道忠州市(チュンチョンブクド・チュンジュシ)のシグナスゴルフ場の会社資金305億ウォンを横領し、約16億の税金を脱税した罪で、盧前大統領の後援者で昌信繊維会長の姜錦遠(カン・クムウォン)容疑者を拘束起訴した。

検察は一旦、姜容疑者が安熙正(アン・ヒジョン)民主党最高委員に約10億ウォンを渡した容疑(政治資金法違反)については起訴内容から除外した。検察は、安最高委員を5月初めに呼んで取り調べた後、容疑が最終確認されれば追起訴する方針だ。

また、ソウル中央地裁は世宗(セジョン)証券の売却に関連し、世宗キャピタル側から29億ウォンを受け取った罪で拘束起訴された盧前大統領の高校同窓でジェフィロスゴルフ場元代表の鄭化三(チョン・ファサム)被告に対し、来月4日まで拘束執行停止の決定を下した。裁判所は、「鄭被告が義母の葬儀に出席できるよう、7日間の拘束執行停止の決定を下した」と明らかにした。



dnsp@donga.com mhjee@donga.com