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120社の1122品目に販売禁止・回収命令 アスベスト医薬品

120社の1122品目に販売禁止・回収命令 アスベスト医薬品

Posted April. 10, 2009 09:32,   

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食品医薬品安全庁(食薬庁)は9日、アスベストによる汚染の恐れのある製薬会社120社の1122種の医薬品に対して、販売禁止や回収命令を下したと明らかにした。このうち代替医薬品が存在せず、ほかの医薬品へと変更することのできない11品目については、1ヶ月間の販売を認めることにした。残りの1111品目は直ちに販売が禁止される。

食薬庁は、今回販売が禁止された医薬品は、健康審査評価院と協議し、9日からは保険が適用できないように決めた。医師らが販売禁止品目であることに気づかず、処方することがないようにするための臨時措置である。

今回、販売が禁止された品目の中には、東亜(トンア)製薬やハンミ薬品、柳韓(ユハン)メディカ、緑十字や中外(チュンウェ)製薬、CJ第一(チェイル)製糖、一洋(イルヤン)薬品など、国内トップ・クラスの製薬会社の製品が多く含まれている。

今回の決定は、韓国毒性学会や発ガン源学会、大韓医師協会などの関係専門家らとの協議や、中央薬事審議委員会の諮問を経て行ったものだ。

尹汝杓(ユン・ヨピョ)食薬庁長官は、「専門家の会議でも、医薬品に含まれている微量のアスベストは食べても危害の可能性はほとんどないという判定が出た」とした上で、「しかし、微量の有害物質でも国民が服用してはならないという判断の下、不安解消のため、販売禁止の決定を下した」と明らかにした。

販売禁止や回収命令が下された医薬品リストは、食薬庁のホームページ(www.kfda.go.kr)で確認できる。



likeday@donga.com