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検察、「龍山惨事、警察に責任はない」

Posted February. 10, 2009 09:23,   

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検察が、先月20日に起きたソウル龍山(ヨンサン)立ち退き住民火災惨事に対し、「警察の法的責任を問うことはできない」という結論を下した。

しかし、検察は、惨事現場である龍山区漢江路(ハンガンロ)2街のナムイルダン・ビル屋上の見張り小屋で、警察に向かいシンナーを撒き、火炎瓶を投げた4、5人を含む立てこもり住民21人と撤去委託業者の職員7人の計28人を起訴した。

事件を捜査してきたソウル中央地検捜査本部(本部長=鄭炳斗1次長)は9日、このような内容を盛り込んだ中間捜査結果を発表した。

検察は、火災発生後も、見張り小屋に残り火炎瓶を投げ抵抗した金某氏(44)ら5人を特殊公務執行妨害致死罪の容疑で拘束起訴した。また、彼らとともに占拠に参加したカン某氏(49)ら15人を在宅起訴したことを明らかにした。当初、在宅起訴の対象者は16人だったが、最終的に1人は除外された。

検察は、拘束捜査中の龍山4区域撤去民対策委員長の李某氏(37)も、近く拘束起訴する方針だ。

また、検察は、先月19〜20日に警察が設置した消火ホースで、立てこもり住民に水をかけ、事故があった建物の階段に廃資材を積み、火をつけた撤去委託業者職員のホ某氏(45)ら7人を暴力行為等処罰に関する法律違反の容疑で在宅起訴した。

火災の原因と関連し、検察は立てこもり住民が、見張り小屋4階でシンナーを撤き、投げた火炎瓶が見張り小屋内の3階に落ち、火がつき見張り小屋全体に一瞬で広がったと明らかにした。