プロバスケットボール・東部(トンブ)のチョン・チャンジン監督は21日、三星(サムスン)との蚕室(チャムシル)試合を控え、「李クァンジェのコンディションがいいので、先発で投入する」と話した。
チョン監督の期待通り、李クァンジェ(25)は同日、第1クォーターで9点をあげるなど、プロデビュー以後、自己ベスト得点の30点をマークし、史上初の第5クォーター延長の血闘を繰り広げ、チームの勝利をけん引した。東部は今季、三星に3連敗を喫した後の初勝利で大喜びだった。
李クァンジェは三星と縁が深い。彼の父親の李ワンドン氏は、アマチュア三星でセンターとして活躍したが、脳出血で車椅子の生活をしている。当時、チョン監督は、李氏と仲が良いルームメートの後輩だった。
李クァンジェの妹・ユジンは、女子プロバスケットボール三星生命でセンターで活躍している。母親のホン・ヘラン氏も、国会代表ガードとして活躍したバスケットボール家族。
そのような李クァンジェは、三星との試合で特に強い姿を見せている。新人だった昨年、三星とのチャンピオン決定戦でも果敢な攻撃と根強い守備を展開し、優勝指輪を手にした。
李クァンジェは、今季も三星に対して自信があった。しかし、シーズン1〜3次戦で連敗し、自尊心を傷つけられた。
しかし、彼は普段からビデオとコーチングスタッフとのミーティングを行い、三星選手を分析し、3戦4起に成功した。
三星の李サンミンをマークし、パスできないようにした。カン・ヒョクは、右側への突っ込みが上手なので、その部分を徹底的に封鎖した。龍山(ヨンサン)高2年先輩の李ジョンソクに対しては、持ち味の突破を防ぐため、一歩早く攻撃ルートを遮断した。
李クァンジェは、「大学(延世大)時代から、父親の所属チームだった三星と練習試合をすると、妙にうまくいった。三星との後2試合も必ず勝ちたい」と笑顔を見せた。
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