軍当局は27日、江原道鉄原郡(カンウォンド・チョルウォングン)にある陸軍某部隊の最前方監視所(GP)の内務室で発生した手りゅう弾爆発事件の有力な容疑者として、事故があったGP小隊のファン某二等兵(20)を緊急逮捕した。
▲逮捕の経緯〓陸軍関係者は27日、「陸軍捜査本部が、ファン二等兵を有力な容疑者として緊急逮捕した。ファン容疑者が捜査官に犯行を自供したようだ」と明らかにした。
陸軍捜査本部は、爆発した手りゅう弾の弾筒を包んでいた濃い緑色のテープが、ファン容疑者の私物台の近くで発見されたほか、事件現場で収集された手りゅう弾の安全弁などから、ファン容疑者の指紋が確認されたことで、経緯を集中的に追及したという。
軍の捜査の結果、ファン容疑者は23日午前0時ごろ、GP外郭の警戒哨所の勤務を終え、状況室に立ち寄り、簡易弾薬庫にいた李某二等兵の弾筒から密かに手りゅう弾を持ち出し、今回の犯行をしたことが明らかになった。
ファン容疑者は内務室で横になり、他の兵士たちが眠るのを待って、手りゅう弾の安全弁を抜いて内務室の入口の方向に投げたものと見られる。
陸軍捜査本部は、ファン容疑者に対する裏づけ捜査を経て、28日、第6師団普通検察部に逮捕状を請求する計画だ。
▲犯行の動機〓ファン容疑者は取り調べに対して、「GPの勤務がつらく、GP施設の改善工事が苦しかった。先輩・後輩との関係も難しかった」と供述したと、陸軍は明らかにした。ファン容疑者はまた、先輩兵士による暴力行為があったのかという質問には「なかった」と答えたと、陸軍関係者は伝えた。
捜査本部は、同僚兵士たちが集団いじめや暴力行為をしたのかどうか集中的に調べている。
別の関係者は、「7月に入隊したファン容疑者が、外部と孤立したGP勤務に慣れず、これによる『服務不適応』が犯行の動機と推定される」としながらも、「ファン容疑者の供述が一貫せず、正確な動機を把握するのが難しい」と話した。
いっぽう、軍当局は、ファン容疑者が状況室から手りゅう弾を盗む時、別の兵士たちが気づかず話をしていたという供述から、当時の状況室勤務者の服務実態について調査する方針だ。
軍関係者は、「GP状況室の簡易弾薬庫の鍵は、必ず監視所長や副監視所長が管理することになっている。弾薬庫のお粗末な管理の実態が明らかになる場合、指揮系統に対する厳重な問責が避けられない」と述べた。
ysh1005@donga.com






