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李大統領、「最悪の可能性念頭に、段階別の非常対策を」と指示

李大統領、「最悪の可能性念頭に、段階別の非常対策を」と指示

Posted October. 04, 2008 09:34,   

李明博(イ・ミョンバク)大統領は3日、最近の経済状況と関連して、「各関係機関は油断せず、最悪の可能性も念頭に置いて段階ごとの非常対策を講ずるべきだ」と指示した。

李大統領は同日午前、韓昇洙(ハン・スンス)首相や鄭正佶(チョン・ジョンギル)大統領室長、姜萬洙(カン・マンス)企画財政部長官などが出席した中、大統領府で経済状況点検会議を主宰し、「米国に端を発した金融危機が世界の実体経済の低迷へと拡大する兆しを見せている」とした上で、このように述べた。

また李大統領は、「北東アジア内での協力体制の強化のため、韓・中・日の財務長官会議を推進するのが望ましい」と述べ、「ロシア訪問中、メドベジェフ大統領と合意した韓ロ金融長官会議もただちに推進するよう」指示した。

さらに「国内投資家らに信頼を与えるため、外貨保有高と外国債の規模などの現状をガラス張りに公開すべきだ」と強調した。

一方、姜長官は「通貨危機に見舞われた1997年12月末の外貨保有高は204億ドルで、ただちに使える外貨保有額は89億ドルだったが、9月末現在の外貨保有高は2397億ドルであり、ほとんどただちに使用できる」と報告した。



ddr@donga.com