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中国、きょう3度目の有人宇宙船打ち上げ

Posted September. 25, 2008 08:58,   

中国は、初の宇宙遊泳に挑む3回目の有人宇宙船・神舟7号を4泊5日の予定で25日、打ち上げる。中国載人航天工程弁公室は24日、宇宙飛行士3名を乗せた神舟7号を25日午後9時7分から10時27分の間に、甘粛省の酒泉衛生打ち上げセンターで、打ち上げることを同日公式に決定したと、中国官営新華社通信が報道した。

03年10月、初の有人宇宙船の打ち上げに成功した中国は、05年10月、宇宙飛行士を乗せた宇宙船の打ち上げに続き、初めて宇宙飛行士が宇宙船外へ出て、宇宙遊泳を試みる予定だ。

中国の宇宙開発計画は大きく3段階で、初段階の有人宇宙船の打ち上げ及び帰還は、既に成功した。2段階の第1歩である宇宙遊泳が今回の宇宙船の目標であり、第2歩は宇宙船のドッキング、第3歩は宇宙ステーションの建設だ。最後の3段階は、恒久的な宇宙ステーションの建設と宇宙シャトルの開発だ。

宇宙遊泳は26日午後4時半(現地時間)に開始し、30分〜1時間ぐらい行われ、全世界に中継される予定だ。

宇宙遊泳は、宇宙船と宇宙服を安全ロープで繋ぎ、宇宙飛行士の翟志剛(42)が、宇宙船外で実施する各種科学実験装置を宇宙船につける方法で行われる。

中国は神舟7号の打ち上げに向け、酒泉衛生打ち上げセンターは勿論、北京、西安、雲南、上海、烏魯木斉、5ヵ所の飛行統制指揮センター及び太平洋と大西洋に配置された衛星追跡船5隻と1万人あまりの科学技術者を動員して、準備万全だ。

3名の宇宙飛行士は30日午後5時ごろ、帰還カプセルに乗って、内モンゴル中部のメイン着陸場に着陸する予定だと、香港の文匯報が報道した。

しかし、新華社通信は、神舟7号の飛行時間は3〜5日だが、帰還時間はまだ確定していないことを仄めかした。



orionha@donga.com