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韓国の労働生産性、OECDで最下位レベル

韓国の労働生産性、OECDで最下位レベル

Posted August. 11, 2008 06:49,   

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韓国の時間あたりの労働生産性が、経済協力開発機構(OECD)メンバー国のうち最下位レベルで、チェコとハンガリーよりも低いことが明らかになった。

10日、OECDの「2006年労働生産性統計」資料によると、韓国の労働者の時間あたり労働生産性は20.4ドルでOECDメンバー国のうち最下位から4番目だった。

韓国より労働生産性の低い国は、トルコ(14.6ドル)、メキシコ(16ドル)、ポーランド(19.3ドル)の3国だけだった。韓国はチェコ(22.3ドル)やハンガリー(23.5ドル)よりも労働生産性が低かった。

OECDの平均労働生産性は38ドルだった。先進7カ国(G7)の平均は45.1ドルで、韓国の2倍を超えている。米国の労働生産性に比べると41%に過ぎず、半分にも及ばない水準だ。

労働生産性は、国内総生産(GDP)を労働時間(就業者数×平均労働時間)で割ったもので、数値が低いというのは労働時間当たりの労働者の生産性が低いことを意味する。

専門家らは、先進国に比べて低い技術力と非効率的な生産方式のほか、長時間の労働時間が労働生産性の低下をもたらしたと指摘する。

06年の韓国労働者の労働時間は2369時間で、G7平均(1684時間)より676時間多く、07年には2261時間でOECD加盟国のうち、唯一年間2000時間を越えている。

OECDメンバー国のうち、労働生産性が一番高い国はルクセンブルクで、時間当たり72.2ドルの生産性となっている。



ceric@donga.com