Go to contents

[社説]北京五輪の成功と韓国選手団の健闘を祈る

[社説]北京五輪の成功と韓国選手団の健闘を祈る

Posted August. 08, 2008 06:26,   

13億の中国人が念入りに準備してきた北京五輪が205カ国から約1万5000人の選手団が参加する中で、今日から24日まで開かれる。世界最大の祭りを成功に繋げようとする中国人の情熱は熱い。中国は五輪の誘致が確定した01年以後、国の力量を五輪に集中してきた。

今回の五輪は「アジアの力」を世界に知らしめる意味合いが大きい。アジアでは日本が初めて1964年に東京五輪を開催し、1988年に韓国がソウル五輪を、そして今回の中国北京五輪がアジアでは3度目の五輪となる。これはアジアの主導国の勢力構図と3国の発展速度を示すものでもある。中国が今回の五輪に投入した400億ドルという費用は、五輪史上最大規模である。ここには20世紀初め、世界列強のグループから外れて以来、改革開放を通じて大国に復帰した中国が世界の中での位置づけをさらに高めようとする狙いが潜んでいる。今日、開幕式が行われるまでの過程は順調ではなかった。チベットの流血騒動が発生した後、世界の各地を回る聖火リレーのコースで激しい反対デモが繰り広げられた。弱り目に祟り目のように、四川省で大規模な地震が発生した。五輪期間中のテロの発生に対する懸念も高い。中国がこのような難関を乗り切り、五輪を成功裏に開催することで、世界の平和と和合、共存という崇高な五輪の精神が具現されることを期待してやまない。中国は、「一つの世界、一つの夢」を今大会のスローガンに掲げ、「人文五輪」「環境五輪」「科学五輪」を追求している。とりわけ、「人文五輪」に対する関心が高い。

今日の開幕式は、中国の長い歴史が盛り込まれた文化と芸術を世界に向けて発信する行事になるという。北京五輪以後、中国は21世紀の経済大国という目標に向かって拍車をかけるものと見られる。今大会を通じて中国は隣国と民族を悩ませる膨張政策を省み、世界の平和と共存に貢献する道を模索する必要がある。国際社会の責任ある一員として、五輪の真の意味に対する省察が伴わねばならない。

韓国の選手団が磨きをかけた技量を思う存分発揮し、国民の期待に積極的に応えることを願いつつ、惜しみないエールを送りたい。