李明博(イ・ミョンバク)大統領(写真)は2日、現在の経済状況について「われわれが直面している経済環境は、第1、2次オイルショックに匹敵する、第3次オイルショックと言える状況だ」との見方を明らかにした。
李大統領は、同日の首席秘書官会議で「原油高時代を乗り切るためには、政府から先にベルトを引き締め、物価安定と経済活性化のために努力しなければならない」と述べた。李東官(イ・ドングァン)大統領府報道官が伝えた。
また李大統領は、「今の難局を、政府の努力だけで乗り切るのは困難だ。政府と国会、企業、労働者の全てが、危機克服のために力と知恵を集結させなければならない」とし、「(第18代)国会も早急に開院させ、政府がまとめた民生安定対策が実行できるよう力を合わせ、規制改革と減税など経済立て直しに向けた各種制度改善に取り組まなければならない」と話した。
さらに李大統領は、「雇用創出と危機克服のために、各経済主体もそれぞれの役目をきちんと果たす一方で、耐えて、譲り合う苦痛分担の姿勢が必要だ」と加えた。
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