ソウル警察庁は、不法デモを主導した疑いで逮捕令状を取った「狂牛病危険米国産牛肉の全面輸入を反対する国民対策会議(国民対策会議)の幹部8人のうち7人の自宅を1日、家宅捜索した。同日の捜索で、警察はこれら幹部たちが使うパソコンやデモ関連の書類などを押収した。
警察はこれに先たち、前日に裁判所から市民団体「参加連帯」の朴ウォソク協同事務処長、韓国進歩連帯のハン・ヨンジン対外協力委員長など国民対策会議の幹部8人の自宅に対する家宅捜索の令状を取った。
警察は、「一人の留守をしていて強制的に入らなかったが、できるだけ早期に捜索を行うつもりだ」と明らかにした。
また、前日に進歩連帯事務室の家宅捜索の過程で連行した同団体のファン・スンウォン事務局長に対し、車道を不法占拠してデモを起こした疑いで逮捕状を申請することにした。警察によれば、ファン氏は、国民対策会議を背後で操縦した疑いを否認しているという。
警察は同日、国民対策会議と進歩連帯の事務室で押収したパソコン23台と各種の文書、デモ用品に対する分析作業を行った。
警察の関係者は、「押収物に対する精密分析作業が終われば、捜査のスピードも一層早まるだろう」と話した。
dawn@donga.com






