米国は15日、巨額の経費と人材を動員し、前ローマ法王ヨハネ・バウロ2世の訪問以来29年ぶりに米国を訪問した現在のローマ法王・ベネディクト16世(ヨーゼフ・ラッツィンガー)を盛大に出迎えた。
米紙ニューヨーク・タイムズは、ワシントン・カトリック大司教区の話として、3日間にわたる法王の訪米日程に300万ドル(約3億円)が使われるだろう、と報じた。同紙によれば、法王ペネディクト16世はワシントンに続き3日間の日程でニューヨークも訪問する予定であり、前法王の際の通例から考えて、ニューヨークでも1日100万〜120万ドルの経費が必要だろうということだ。
これにはスタジアムと国立公園の使用料と行事関連費用、警護と行事以降の後始末、都市の環境美化、掃除などにかかる費用がすべて含まれている。関係者らは、2001年9月11日の米同時多発テロ事件以降強化された保安と警備などを考えれば、費用はさらに増えるだろう、という見方を示した。
米国政府は訪米期間中に81歳の誕生日を迎える法王のために、大々的な行事を準備した。ホワイトハウスで開かれる歓迎の晩さん会にはおよそ1万2000人の来賓が出席し、祝賀する予定だ。これは、昨年エリザベス2世・英女王が訪問したときよりさらに5000人も多い人数だ。
ニューヨーク・ヤンキー・スタジアムでは6万人が押し寄せる中でミサが行なわれるなど、大勢の人々が集まる大規模な宗教行事も相次いで予定されている。行事経費の多くの部分を負担しなければならないワシントンとニューヨーク大司教区は、裕福な信徒らを対象に寄付金の募集に乗り出した。また、法王の人形と法王写真入りの各種の記念品やTシャツ、「I ♥ the Pope=法王を愛してる」と記されたバンパー向けのステッカーなど、ベネディクト16世紀グッズを販売している。
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