法務部は８日、司法試験第２３回〜２５回出身の１１人を検事長に対して昇進辞令を出すなど、検察の高官４７人に対する昇進・補職人事を１１日付で行った。
検察内の「ビッグ４」と呼ばれる法務部・検察局長にはチャン・ドンミン最高検企画調整部長（司法試験２２回）、最高検中央捜査部長には朴ヨンソク清州（チョンジュ）地検長（２３回）、最高検公安部長には朴ハンチョル蔚山（ウルサン）地検長が任命された。ミョン・ドンソンソウル地検長（２０回）は留任となった。
２００５年に、当時東国（トングク）大学教授だった姜禎求（カン・ジョング）事件では、身柄拘束の意見を出した経緯がある。盧武鉉（ノ・ムヒョン）政権下で２回連続昇進から落ちていたファン・ギョアン法務部政策企画団長（２３回）は、法務研修院企画部長に昇進した。
また昨年末の大統領選挙で始まった「ＢＢＫ株価操作疑惑」事件の捜査を指揮しているソウル中央地検の金ホンイル３次長（２４回）は司法研修院副院長に、選挙過程で各種告訴・告発事件を指揮したソウル中央地検のシン・ジョンデ２次長（２３回）は釜山地検１次長に昇進した。
そのほか、金ヨンハン、李ジェウォン（以上２４回）、金ビョンファ、ナム・ギチュン、ソク・ドンファ、チュ・チョルヒョン、チェ・ギョイル、ハン・ミョングァン検事（以上２５回）らも、検事長への昇進辞令を受けた。
検事長に昇進した１１人の出身地域は大邱市（テグシ）および慶尚北道（キョンサンブクド）とソウルがそれぞれ４人で一番多く、光州市（クァンジュシ）および全羅南道（チョルラナムド）２人、忠清南道（チュンチョンナムド）１人。釜山市（プサンシ）および慶尚南道（キョンサンナムド）出身者はいなかった。
高検長クラスでは、法務研修院長に金テヒョン釜山地検長（２０回）、釜山高検長に金ジュンギュ大田（テジョン）地検長（２１回）、大邱高検長に李ギナム最高検中央捜査部長（２２回）、大田高検長にムン・ヒョナム大邱地検長（２１回）、光州高検長に李ジュンボ最高検公安部長（２１）がそれぞれ昇進発令された。朴ヨンス・ソウル高検長は留任になった。
また、地検長には金スミン（釜山地検）、チョン・ソングァン（水原地検）、シン・サンギュ（仁川地検）、金ジョンイン（大邱地検）、チョ・グンホ（大田地検）、ファン・ヒチョル（光州地検）、李ボクテ（ソウル東部地検）、朴ヨンリョル（ソウル南部地検）、朴サンオク（ソウル北部地検）、チョン・ジンヨン（昌原地検）、金ハクウィ（春川地検）、チェ・ドンウク（全州地検）、朴ヨングァン検事長（済州地検）が任命された。
このほかに、法務部企画調整室長にはソ・ビョンチョル大田地検次長（２５回）が、最高検企画調整部長には李インギュ大田高検次長（２４回）がそれぞれ横滑りした。
needjung@donga.com
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