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「企業にやさしい政府を作る」 李当選者が財界トップたちと懇談会

「企業にやさしい政府を作る」 李当選者が財界トップたちと懇談会

Posted December. 29, 2007 08:05,   

李明博(イ・ミョンバク)大統領当選者は28日、「次期政府では『ビジネス・フレンドリー(business-friendly=企業にやさしい)』政府を作る。投資して雇用を創出する方々が尊敬される世の中を作る」と語った。

李当選者は同日、ソウル汝矣島(ヨウィド)の全国経済人連合会館で行われた財界トップらとの懇談会で、「雇用は企業が投資をたくさん行うことで生ずるものであるため、政府は企業の投資を活性化する雰囲気を作るだけだ」と述べ、このように約束したと朱豪英(チュ・ホヨン)当選者スポークスマンが伝えた。

李当選者はまた「政経癒着という言葉は消えた。(大統領選挙日である)12月19日以後、企業家に権力が負担をかけない世の中になった」とし、「この10年間は反市場、反企業的な情緒で企業することは容易ではなかったが、これからは政府があれこれ指示しない。企業がグローバル市場で評価を受ければ良い」と語った。

李当選者はこれとともに、「財界と円滑な意思疎通のチャンネルとして就任後に民官合同の『国家競争力強化委員会』を設置する。企業と政府が定期的に会い、虚心坦懐に話し合って企業の提案が政策に反映されるようにする」と念を押した。

李当選者は引き続き、「(ネックがあれば電話で)直接連絡しても良い」と述べ、「新政府は、企業家たちが安心して企業経営のできる環境を作る。それだけに企業は全国民が望む雇用創出に積極的に協力してほしい」と頼んだ。

不動産政策と関連して、李当選者は「やや変化は伴うが、私が就任したからといって不動産価格が上昇することはない」と話した。

全国経済人連合会の趙錫来(チョ・ソクレ)会長は、挨拶で「経済界は『経済大統領』の誕生を心より歓迎する。新しい政府と緊密に協調し先進化を繰り上げるように努力する」とし、△企業しやすい環境の構築、△各種の規制整備、△不法の労使紛争についての厳しい法の執行、△経済界と財界の緊密な対話などを提案した。

同日の懇談会には、財界で趙会長をはじめ、李健煕(イ・ゴンヒ)三星(サムソン)グループ会長、鄭夢九(チョン・モング)現代起亜(ヒョンデ・キア)自動車グループ会長、具本茂(ク・ボンム)LGグループ会長、崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長、金升淵(キム・スンヨン)ハンファグループ会長など主要企業のトップ20人余りが参加した。



swpark@donga.com