ソウル中央地検・先端犯罪捜査部(李霽映部長)は、STX重工業・産業プラント社長のク(61)氏と、発展本部常務の金(54)氏を、不正競争防止や営業秘密保護に関する法律違反の容疑で、9日逮捕した。
世界5大の淡水源泉技術の保有会社である斗山(トゥサン)重工業で、20年以上勤務したク容疑者と金容疑者は今年の6月と7月、それぞれSTX重工業に転職して前の会社の数百件の核心技術を、携帯用保存装置であるUSBなどに保存して洩らした容疑がもたれている。
金容疑者は、STX重工業に移した後も斗山重工業の現職職員を通じ、海外大型プロジェクトの入札検討書など、262の営業秘密資料が保存されたUSBを受け取ったことが明らかになった。
STX重工業では、ク容疑者などが洩らした核心技術や営業秘密資料を利用し、2兆ウォン相当の大型プロジェクトであるサウジアラビア・ラビック地域の淡水事業「ラビック・プロジェクト」など、3、4ヶ所の海外での大型事業への参加を推進してきた。
STX重工業の入札準備の内部文献で斗山重工業の会社ロゴは勿論のこと、誤った表記までそのまま保存されていたことが確認されたと、検察では明らかにした。
検察では、ク容疑者と金容疑者のほかにも、斗山重工業出身のSTX重工業の職員がさらに4人はいるものとみて、彼らが共謀したかどうか捜査を拡大している。
検察の関係者は、「淡水源泉技術事業に進入してから2ヶ月しか経っていない新生会社であるSTX重工業が、競争会社である斗山重工業の20年以上の努力の結果物をそのまま盗用し、不当な利益を得ようとした事件だ」と話した。
これに対してSTXグループ側では、「発電プラントを受注する時ごとに、該当地域の環境によって、完全に違う設計を行わなければならず、前の資料は使えない特性がある」とした上で、「斗山重工業から退職した役員や従業員が持っていた資料は営業秘密と見なすことはできない」と主張した。
同社ではまた、「問題の資料は営業秘密の保護期間が過ぎているのみならず、容易に入手できるもので経済的な価値もない」と主張している。
needjung@donga.com mobidic@donga.com






