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[オピニオン]大連合政権の手榴弾

Posted October. 12, 2007 06:48,   

05年7月28日当時、与党だったヨルリン・ウリ党の党員たちに自称「著名な党員」からの手紙が舞い込んだ。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が送るA4紙の8枚の手紙だった。「地域構図など、政治構造改革のための提案」と題した手紙は、その後、政界を揺るがす大連合政権騒ぎの引き金となった。要旨は、ハンナラ党に政権を渡さなければならない羽目になったから、選挙区制度を改革して亡国の地域構図を清算せよというものだった。

◆2年余りが過ぎた先月中旬、盧大統領はオーマイニュースとの連続インタビューで、その時の大連合政権の提案を、「慢心が作り出したミス」だったと反省(?)しながら、「手榴弾を(敵に向けて)投げたが、それは友軍陣営で爆発してしまった」と語った。「ハンナラ党が相当当惑して内部で口論が起こるものと予想したが、相手側はかえって何の動揺もなく、むしろわが方で内紛が起きた」というわけだ。実際、当時ハンナラ党の朴槿惠(バク・グンへ)代表はきっぱりその提案を拒否したが、一方、再選や補欠選挙の敗北のムードに浸っていたウリ党は深刻な内紛に陥ってしまった。

◆オーマイニュースの評価のように、盧大統領が自分の政治的選択について、「自分の責任」だと明らかにしたのは今回が初めてだ。しかし、注目しなければならないことは、先月中旬(9月2、16日)に行われたインタビューが、なんと1ヵ月近く経って南北首脳会談が終わった後(7日以降)になって、ようやく連載されているということだ。理解に苦しむ部分だ。「盧武鉉寄り」のインターネットメディアに分類されるオーマイニュースと大統領府が、連載時点について協議したと思わざるを得ない。

◆東亜(トンア)日報とコリアリサーチセンター(KRC)の調査によると、首脳会談後、盧大統領の国政遂行への支持率は50%を超えた。南北首脳会談が盧大統領への支持をある程度引き上げるものとは予想したが、予想をさらに上回って、弾劾逆風以来もっとも高い支持率を記録した。大連合政権のカードを投げてハンナラ党の「混乱」を狙ったことから見ても、盧大統領は術数に長けた政治家だ。今回書いた反省文は、盧武鉉寄りの支持者たちの結集を訴えながら「2002年よ、もう一度」を願う戦略と映る。

金昌赫(キム・チャンヒョク)論説委員 chang@donga.com