
「若い選手たちの可能性は無限だ。本大会でも勝算はある」。2008北京オリンピックのアジア最終予選で快調の3連氓傜阼゚たサッカー韓国五輪代表の朴成華(パク・ソンファ)監督(52・写真)。表向きには自信を語らないが、五輪代表の本大会進出と本大会での成績に相当の期待をかけていた。
ピム・ファーベック氏の監督辞任、洪明甫(ホン・ミョンボ)カードの登場と消滅など、曲折の末に「五輪号」の舵取りを任された朴監督。A代表とU−20、U−17代表が振るわないなか、優れた危機管理能力を発揮しながら、五輪代表を円満に采配し、サッカーファンたちを喜ばせている。12日にあったシリア戦を1−0で勝ち、五輪チケットの獲得に向って大きく前進した翌日の13日にも、コーチ陣会議を主催した朴監督に、大韓サッカー協会の監督室で会った。
●若手新人が韓国サッカーの力
朴監督は、ファンたちが望む「攻撃サッカー」をするため、U−20代表でも大胆に7、8人を補充してベスト11に3、4人を投入した。
周りからは「急激すぎる世代交代」との懸念もあったが、自信はあった。2005年にU−20代表を采配した経験があり、当時の選手(22歳以下)と今年20歳以下の選手たちをよく比較できる。
結果は大成功。辛泳録(シン・ヨンノク=水原三星)と李相湖(イ・サンホ=蔚山現代)、キ・ソンヨン(FCソウル)、崔迵淳(チェ・チョルスン=全北現代)などU−20の選手たちが先発を勝ち取ったことで勢いがさらに加速した。河太均(ハ・テギュン=水原)とシン・グァンフン(浦項スチーラス)も裏をしっかりと支えている。
「バーレーンとの第2戦(1−0勝ち)を控えて、アラブ首長国連邦で合宿練習をしながら、ある程度までチームを作り上げることができた。まだ完全ではないが、バーレーン戦からが私の構想で臨んだ試合だった」
朴監督は「20歳の選手たちが、技術と精神力のバランスを保ちながらうまく鍛えていけば、最終予選はもちろん、本大会でも大きな役割を果たしてくれるだろう」と言い、引き続き23歳以下と20歳の選手たちを競争させる考えをほのめかした。
●世界の流れは「安定後に攻撃」
朴監督には「守備サッカーをしている。またサイド攻撃に偏っている」との非難が降りかかっている。
「実際、代表チームの外からは分かりづらい。選手の構成によって攻撃志向なのか守備志向なのかが決まる。私も全員攻撃、全員守備を強調しているが、選手構成上容易なことではない。フランスやブラジルなどの世界レベルのチームも、守備を厚くした上で攻撃に出る。国際大会のような大試合では、緩んだ守備で1点を奪われては試合そのものが駄目になる。私は『弱点を補うより強みを生かすことで発展できる』と信じている。韓国は伝統的にサイド攻撃に長けている。中央からもトライすべきだが、よくできるサイド攻撃も生かすべきだ」
●自発的な精神力が韓国サッカーを変える
「わが選手たちは受動的で、欧州の選手たちは能動的だ。欧州の選手は90分を走って完全燃焼した状態でピッチを出て、韓国選手は笑いながら出る。それが欧州リーグとKリーグとの違いだ」
一足先に走り、ボールを奪われたときには奪い返そうとする積極的な姿勢。朴監督が選手たちに強調するサッカーだ。
朴監督は「今の20歳代表出身の選手たちには、そういう自発的な精神力が見えるので希望がある」と語った。
朴監督は、最後の一言を熱く語った。「その間、本当につらかった。過程はどうあれ、釜山(プサン)アイパークを引き受けて17日ぶりにファンたちを失望させてチームを離れた。釜山は私にはいつまでも荷となるだろう。その荷を軽くするためにももっと頑張りたい」
yjongk@donga.com






