大統合民主新党が「帰ってきたウリ党」ではないかという憂慮を生んでいるが、一部では「以前のウリ党にも及ばない」という批判も出ている。
まだ結党初期ではあるが、党役員の人選や中央委員の選出において、特定人物の影響が強く作用し、人的構成の多様性に欠け、政党民主主義も後退したような様相を見せているのが主要因だ。
呉忠一(オ・チュンイル)民主新党代表は、既存の「大統合」という名の代わりに、公開の席上で「新統合」という単語を積極的に使い、「新しさ」をマーケティングしているが、新しい人物はあまり目につかない。
中央委員の中には、「名前だけ貸した」というケースがあるほど、無理な選定過程に伴う批判も出ている。民主新党側は、「どうせ大統領選挙までの一時的な体制だから、過度な意味付与をしないでほしい」という姿勢だが、「大統領選挙もいいが、基本名分は守るべきではないか」という反論も少なくない。
▲「選出はなく指名…」〓党務を執行する最高議決体であり、政党のアイデンティティをなす核心機構である中央委員会を人選するうえで、民主新党は「政派別配分」という現実政治論理を選んだ。現在、全体中央委員は400人で、このうち200人は政界、200人は市民団体に配分された。
政界の中央委員は、ほぼ大半が各政派の核心議員か大統領選候補との親疎関係によって選定され、時間がないという理由で、別途の検証手続きも省略したという。
民主新党は6日、院内代表の党内選挙も略式で行った。李錫玄(イ・ソクヒョン)議員などは、「特定候補を指導部で指名するといった姿は新党らしくない」と述べた。
▲「新しい人物」はどこに〓中央委員の選定過程を見ると、「新しい人物」が構造的に登場しにくくなっている。民主新党側によると、李康來(イ・ガンレ)議員らが主軸になったウリ党離党派は、離党議員たちと近い旧ウリ党及び民主党の総選挙落選者、党役員、院外指導部関係者らを優先的に配慮した。
孫鶴圭(ソン・ハクキュ)前京畿道(キョンギド)知事側からは、独自の組職である先進平和連帯や、李浩雄(イ・ホウン)前ウリ党議員らが出た。孫前知事が在任時代にともにした鄭承祐(チョン・スンウ)前京畿道行政副知事、ヨ・スンホ前京畿道家族女性政策局長など、京畿道地域の元・現職公務員や金デスク(ハンナラ党)前京畿道議員ら道議員などを引き入れた。
金孝錫(キム・ヒョソク)議員などが率いる民主党離党派は、民主党出身で、総選、地方選挙に落選した人々にまず配慮した。主に、金大中(キム・デジュン)前大統領と縁が深い全羅道(チョンラド)の政治家のうち、36年前に第8代国会に登院した金チャンファン元議員を筆頭に、柳寅鶴(ユ・インハク、第13代)、金莊坤(キム・チャンゴン、第14代)元議員ら60、70年代の政治家も含まれている。
ウリ党のある新人議員は、「民主新党が『新』の字をつけたのは、現在の姿が新しいからではなく、今後新しい姿を見せるという意志を反映したようだ」と述べた。
▲「名前だけ出すというので…」〓市民団体側の中央委員の中には、「名前だけ貸した」という人もいる。
当初、中央委員を構成する時、市民団体側は、結党3日前の2日午前においても200人のうち約50人の中央委員しか指名できなかった。また、7月24日から8月7日まで、市民団体配分の中央委員のうち約20人が解嘱したというのが、民主新党側の説明だ。名簿のインクも乾かぬうちに、交代メンバーが投入されたわけだ。
北朝鮮専門家のK教授は、「先輩に連絡を受けた。発起人名簿を作る時に名前を載せると言われて、いいと言った」と述べた。K教授は、「反ハンナラ陣営がうまくいき、北朝鮮包容政策が継承されることを望むため、国民の一人として参加したが、政治活動をするつもりはない。中央委員会議や結党大会には一度も行かなかった。そこに座って私が何をするのか」と話した。
ある大学の漢方医学部のL教授は、「市民運動として未来創造連帯まで参加しようと思っていたが、未来創造連帯の結党準備委中央委員が新党の中央委員に自動承継された」と述べた。L教授は、未来創造連帯に参加することになった背景についても、「漢方医学界で私を推薦した。政治にはまったく関心がなく、能力もない」と強調した。
民主新党の第一印象についても、学界でも批判的な見方が多い。「政党ではなく選挙連合だ」という声も聞こえる。
崇実(スンシル)大学生自害工学科の康元澤(カン・ウォンテク)教授は、「政党は、全体的に意思をともにする人々の集まりという前提の下に政権獲得を追求することが教科書的定義だが、民主新党は全体が充足されていない」と述べた。康教授は、「人的構成や志向点、党内民主主義の成熟度などを考慮すると、現在の民主新党は名分が弱い」と付け加えた。
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