
「KIAの10度目の優勝を実現したいし、個人的には李承鎏(イ・スンヨプ、読売)先輩の持っているシーズン最多ホームラン記録(56本、03年)に挑戦したい」
韓国人初の大リーグ・バッター、崔熙燮(チェ・ヒソプ、28、元タンパベイ)がKIAに復帰する。KIAは10日、崔熙燮と契約金8億ウォン、年俸3億5000万ウォン、オプション4億ウォンなど総額15億5000万ウォンで入団契約を結んだと発表した。これは昨年LGに入団した奉重根(ポン・ジュングン、元シンシナティー)がもらった13億5000万ウォン(契約金10億ウォン、年俸3億5000万ウォン)を上回る条件だ。
KIAのチョン・ジェゴン団長は、米ロサンゼルスに渡って崔熙燮と直接会い契約を締結した。議論になっていた移籍料は支払っていない模様だ。
1999年シカゴ・カブスに入団した崔熙燮は、02年9月、大リーグの舞台に進出した後、フロリダとLAドジャーズでプレーした。しかし、昨年、ボストンに移籍してから、負傷のためずっとマイナーリーグにとどまり、今年は招請選手の資格でタンパベイに合流したものの、大リーグ復帰への夢は果たせなかった。崔熙燮は大リーグ通算363試合に出場し、打率0.240(915打数220安打)、40ホームラン、120打点を記録した。
崔熙燮は11日午後、チョン団長と一緒に帰国する。
▲通じるかどうか〓光州(クァンジュ)出身の崔熙燮は、KIAのフランチャイズスターになる潜在力を潜めている。しかし、崔熙燮がはたして李承鎏のような大型ホームランバッターになれるかどうかについては意見が分かれる。崔熙燮は、ドジャース時代の05年6月12日、ミネソタとの試合でアジア選手では初めて1試合で3本のホームランを放った。昨年、ワールドベースボールクラシック(WBC)でも巨艦の米国を沈没させる決定的な3点ホームランを奪った。それにそのパワーを持つバッターはなかなか見られない。
しかし、WBCで韓国代表チームを率いた金寅植(キム・インシク、韓化)監督は、「現在のスウィングでは韓国選手の変化球の攻略が容易でない」と評した。崔熙燮はほとんど毎年、打撃フォームを直すほど、自分だけのスウィングを作れなかった。一層レベルが高くなった国内の投手にどれほど早く適応するかは未知数だ。
▲重なるポジションに悩むKIA〓シーズンがもう始まっているので、崔熙燮の合流はKIAのラインアップに連鎖作用を引き起こすしかない。崔熙燮のポジションである1塁には10年連続3割の打率に挑戦するチャン・ソンホがいる。指名打者のポストには李ジェジュが重なる。
徐定煥(ソ・ジョンファン)監督は、「(外野の経験がある)チャン・ソンホが外野に行くべきではないかと思う」と言ったが、その場合には用兵の外野手のレリー・サートンの居場所がなくなる。
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