
「コートの美女」金ジウン(25、農協)は最古の歴史を持つ東亜(トンア)日報旗全国テニス大会が送り出した数多くのスターのうちの一人だ。金ジウンは昨年、団体戦、シングルス、ダブルスの優勝を独占し、一般部3冠王に輝いた。同年12月にはカタール・ドーハアジア大会に代表選手として出場し、団体戦と混合ダブルズで金メダルを取った。
その彼女が85回目を迎えた今年の大会では、負傷を乗りこえて農協をベスト4に引っぱり上げた。金ジウンは8日、聞慶(ムンギョン)市民庭球場で開かれた女子一般部の団体戦(2シングルス・3ダブルス)予選で、李ボクスンと組んだ最初のダブルスに出場し、慶南(キョンナム)体育会のソク・ギョンスク・金イルファ組を4−2で下して機先を制した。
金ジウンはアジア大会の時に痛めた足裏が完全に治っていなかったものの、老かいな試合運びと強力なストロークで初勝利を主導した。農協は李ジェウンが2番目のシングルで勝ち、朴ジンアと李ジュリが3番目のダブルスまで取って、慶南体育会に3−0で完勝した。
伝統的なテニスの名門である農協は5連覇を成し遂げた1984年以後初めて、4年連続優勝に挑む。金ジウンは「痛みは残っているが、初試合が重要なので、さらに懸命にプレーした。絶対に4連覇を達成したい」と話す。
同大会で女子シングル3連覇を果たした朴ヨンヒが日本から復帰した大邱(テグ)銀行は、予選で沃川(オクチョン)郡庁を3−1で制した。男子一般部では韓国代表の李ウォンハクを擁する達城(タルソン)郡庁が昌寧(チャンニョン)郡庁を3−0で撃破した。
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