「これは『野蛮』だ。『集団収容所』だ、学校ではない」
今月中旬、韓国科学技術院(KAIST)の徐南杓(ソ・ナムピョ)総長は、A科学高を訪問して同校校長から学校について説明を聞いた後、長いため息を吐き出した。
校長は「生徒たちが午前5時から夜12時まで授業と自習を行っている。そのため寮の門を夜12時まで閉ざしておく」と自慢げに語った。
多くの科学高と特別目的高校で同じような現象を目撃した徐総長は、KAISTに帰ってから「これまで準備してきた人性重視の入試案をさっそく取り入れる」と指示を出した。
KAISTは26日、人物の人柄評価を大幅に強化した「2008学年度の新入生選抜制度改革案」を発表した。
改革案によると1次選考(書類)では修学能力が大きく落ちる場合に限定して脱落させ、定員枠(約700人)の2〜2.5倍を選んだ後、2次選考(面接)では「人柄」を当落を決める重要な要素にして評価を行って選抜する。
これまでは1次選考で内申成績と生活記録部、推薦書などをもとに定員の1.5倍数を選抜し、2次選考で「専門性」と「人柄」を評価した。しかし、「人柄」は当落とは関係がなかったし、数学と科学問題の解決能力を見る「専門性」で合格が左右された。
徐総長は先月末、全国科学高校長団会議に参加し、「大学側が先入観を持たないように志願生の書類に点数は記入しても席次は外してほしい」と話した。KAISTを志願する科学高学生たちはわずかな差で席次が開く。
人柄の評価は創意性と探求力、論理性、社会性、自己管理能力、特定分野の英才性、発表力などの項目別に点数が付けられるが、主観的評価が重視される。
クォン・ドンスKAIST入試本部長は、「特定項目に対する選考委員の評価で当落が決まることもあり得る」と話した。
「人性の課外授業」が登場しないよう、特定事案や自身の人生、読んだ本に対する見解を問うなど、準備が不可能な問題を出題し、毎年内容を変えることにした。またKAISTに志願する生徒が多い学校を訪問して、「人柄」に関する教育現況も確認することにした。
mhjee@donga.com






