与党のヨルリン・ウリ党議員たちの集団離党が差し迫っているなか、与党を含め政界が与党分裂による政治的影響に神経を尖らせている。
ウリ党の鄭成湖(チョン・ソンホ)議員(京畿道楊州・東豆川)は4日、離党を宣言した。6人目の離党だ。加速する与党の分裂に大統領府は沈黙を守り、野党ハンナラ党はこのような与党の動きが緻密な脚本による「ショー」ではないかと疑念を抱いている。
▲「集団離党Dデー」は6日か7日〓鄭成湖議員は同日、「3日、地方区の党員大会で党員たちに離党する考えを伝えた。5日に離党届を出す」と述べた。離党後は、すでに離党した千正培(チョン・ジョンベ)、崔載千(チェ・ジェチョン)議員たちと政策活動をともにする予定であることを明らかにした。諸淙吉(チェ・ジョンギル)議員(京畿道安山・タンウォン乙)も同日、「近く離党する」と話した。
金ハンギル前院内代表、康奉均(カン・ボンギュン)前政策委議長など集団離党派の主役は、週末の3、4日に離党と党残留の間で悩む議員たちと接触し、集団離党を説得した。彼らは、6日か7日のいずれかを「Dデー」と決めたもようだ。ある議員は「集団離党の日は火曜日か水曜日が有力だ」と話した。
集団離党に合流する議員は、院内交渉団体構成人員(20人)を上回りそうだ。しかし一部では、20人を満たすことができず離党時期が延びるのではないか、という観測も流れている。
これに対抗して、党指導部と中道性向の重鎮たちは、離党を引き止めるのに総力で取り組んだ。
金槿泰(キム・グンテ)議長は4日、全羅南道麗水市(チョンラナムド・ヨスシ)で党員懇談会を開き、「分党レベルの離党はないと確信する」と述べた。また、張永達(チャン・ヨンダル)院内代表も記者懇談会で「今は離党する時ではなく、ウリ党が団結するべき時だ」と主張した。
次期党議長に合意で推戴される可能性が高い丁世均(チョン・セギュン)議員は、「党議長になれば、統合新党の推進を最大限早く実施する」と主張し、所属議員をなだめている。
▲大統領府の沈黙〓大統領府は、与党の集団離党の動きに公式の反応を示していない。ある関係者は4日、「党が解体しないことを望む盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の考えに変化はない」としながらも、「大統領府としてのメッセージはしばらくないだろう」と線を引いた。
大統領府が前面に出て集団離党派を刺激する必要はないという計算が背景にあるものとみられる。盧大統領や大統領府が乗り出せば、残留を説得する党指導部と中道性向重鎮たちの立つ瀬がなくなるという点を考慮したようだ。
盧大統領は6日に予定された党指導部との昼食懇談会で、集団離党問題について言及する可能性が高い。
▲「企てられた偽装離婚詐欺劇」〓ハンナラ党は、与党の集団離党を「緻密に企てられた偽装結婚詐欺劇」と言って猛非難した。
兪奇濬(ユ・ギジュン)スポークスマンは、「偽装離党という『隠れ蓑』で政治生命をつなげようという醜い術数だ」と説明し、「ウリ党が国民に背を向けられて政治献金が難しくなったため、離党後に新しい交渉団体を構成し、国庫補助を得て大統領選挙をしようという便法を使うのではないのか」と疑惑を提起した。
田麗玉(チョン・ヨオク)代表最高委員は、「ウリ党は、2、3の交渉団体に分かれ、完全国民党内選挙を通じて統合候補を推戴するやり方で、反転を狙っている」との見解を示しつつ、「2002年に続いて偽りの『逆転』ドラマを企てているが、国民がすでに一度見た以上、大ヒットは難しいだろう」と述べた。






