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盧大統領、「社会的弱者を保護する経済政策が重要」と新年演説

盧大統領、「社会的弱者を保護する経済政策が重要」と新年演説

Posted January. 24, 2007 06:20,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は23日、「国民の生活問題を構造的に解決するには、生活レベルの両極化解消がカギを握っている」と説明し、「国民の両極化を解消するためには、社会的な弱者を保護する『共生する経済』が重要だ」と述べた。

盧大統領は同日夜、大統領府で行った新年の特別演説を通じ、「経済政策だけでなく、社会政策も重要だ」と述べた。「参加型政府4年の評価と21世紀における国家発展戦略」というタイトルの新年演説は、同日午後10時から1時間にわたり生中継された。

また、盧大統領は現政権の社会投資の実績と今後の投資方向を説明した後、「小さい政府でなく、責任を全うする政府、効率的な政府が重要だ」として、野党ハンナラ党が主張する「小さい政府論」を批判した。

盧大統領は、「今年度中に国民所得2万ドル時代が達成するのを契機に、国民所得3万ドル社会に進むための戦略が必要だ」として、民主主義と市場経済、革新、能動的な開放、均衡発展、北東アジアの平和定着などを戦略の基本方向として提示した。

盧大統領は続いて「経済だけでなく、同伴成長、社会投資、社会的な資本といった新しい戦略と包括的に理解し推進するのが重要だ」と付け加えた。特に、「21世紀の国家発展のためには、予め準備して必要な改革は時を逃さずに行うのが重要だ。大統領の任期を4年として連続再選を認めるように憲法を見直そうと言ったのも、そのような流れから提案したことだ」と説明した。

盧大統領は今回の新年演説とは別に25日、大統領府で内・外信の記者たちを相手に、主要国政懸案全般についての新年の記者会見を開く予定だ。



jyw11@donga.com