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民主労総「現代車労組は暴行事件で謝罪せよ」

民主労総「現代車労組は暴行事件で謝罪せよ」

Posted January. 09, 2007 03:01,   

全国民主労働組合総連盟(民主労総)蔚山(ウルサン)地域本部は8日、会社の仕事始め式の暴行事件について現代車労組が国民に謝ることを提案すると発表した。

民主労総蔚山本部は同日午前11時、蔚山市南区三山洞(ナムグ・サムサンドン)事務室で記者会見を開き、「新年初頭から起きている現代車労使の破局的な対立状況に、国民は07年の労社関係を憂慮している。現代車労組が仕事始め式で生じた衝突について国民に謝るよう提案する」と発表した。

民主労総蔚山本部が傘下核心事業場である現代車労組に事実上公式謝罪を要求したのは異例なことで、現代車労組だけでなく民主労総に対する批判世論を意識したためとみられる。

民主労総蔚山本部のハ・ブヨン本部長は、現代車労組の第2代(1989年8月〜1990年7月)と第6代(1995年9月〜1997年7月)事務局長と第8代(1999年5月〜01年2月)副委員長をそれぞれつとめた。

これとともに民主労総蔚山本部は、会社側に対しても、支払ってない年末成果給50%を追加支給し、仕事始め式の衝突事態の原因提供者として同事態と関連する告訴告発と損害賠償請求訴訟を取り下げることなどを提案した。

民主労総蔚山本部は、「社側は破局がもたらされることを知りながらも年末成果給を削減し、仕事始め式を強行するなど意図的に労組の反発を誘導した。現状をこのまま放置すれば、労使がともに死に至らざるをえない」と主張した。



raks@donga.com