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「医者への道」挑むサラリーマンが増えた

Posted October. 14, 2006 07:01,   

2005年から新入生を募集し始めた医学・歯医学専門大学院に30代のサラリーマンが大勢挑戦している。

13日、医学・歯医学専門大学院協議会によると、大学院への進学のために受けなければならない医学・歯医学教育入門検査の受験者のうち、30代以上の割合が昨年は23.5%、今年は23.1%だった。志願者数は昨年は664人だったが、今年は1012人と2倍近く増えた。

また教育部によると、昨年と今年、医学専門大学院に入学した在学生773人のうち、30代以上は114人(14.7%)にも上った。歯医学専門大学院は在学生753人のうち、172(22.8%)が30代だった。

とりわけ建国(コングク)大学の医学専門学部の在学生80人のうち、なんと24人(30%)が職場をやめて医者への道に挑戦した晩学生たちだ。

忠北(チュンブク)大学は在学生のうち15%が、また、今年初めて随時・特別選考で志願者の募集した梨花(イファ)女子大は、115人の志願者のうち14人(12%)が、職場をやめて医者への道を選んだ人たちだった。

予備校街では30代サラリーマンの受講生の増加がさらに目立つ。ソウル・メディカル成人試験学院は、2004年には30代受講生の割合が全体の10%にも満たなかったが、今年は30%以上に急増した。

建国大学の医学専門学部の李イルグン教授は、「医師は定年がない上、仕事から得られる満足度や社会的な認知度も高く、高収益が保障できるので、第2の人生として医者の道を選ぶ30代サラリーマンがふえている」と語った。



zeitung@donga.com