盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の最側近である金秉準(キム・ビョンジュン)副首相兼教育人的資源部長官が、論文の重複掲載と盗作疑惑を巡る議論のすえ、任命されて12日目になる2日、辞意を表明した。
問題がある人物を大統領の側近だという理由で無理に高官に起用したのではないかという指摘とともに、大統領府の人事検証システムがきちんと作動していないという批判が提起されている。
盧大統領は同日午前、大統領府で金副首相と朝食会談をする場で辞意を伝えられたが、受理するかどうかに対しては、即刻的な立場の表明を留保した。
これと関連して、盧大統領がこれまで金副首相の辞職を要求してきた与党のヨルリン・ウリ党に対し、迂回して不満を示したのではないかという分析も出ており、今回の事態が今後、大統領府や与党との関係にも影響を与える可能性がある。
金副首相はまた、大統領府での会合後、教育部報道官を通じて、「1日、国会・教育委員会を通じ、これまで提起されていた疑惑のほとんどが解消された」とした上で、「大統領の国政運営に迷惑をかけたくなく、党や大統領府、そして国会の関係に負担を与えたくない」と説明し、辞意表明の背景を述べた。
大統領府の鄭泰浩(チョン・テホ)報道官は、金副首相の辞表受理の可否について、「大統領は特別な話はしなかった」と述べたが、盧大統領は世論の行方を見守った後、まもなく辞表を受理するものと見られる。
金副首相の後任としては、韓明淑(ハン・ミョンスク)首相が推薦したとされている辛仁羚(シン・インリョン)元梨花(イファ)女子大学総長をはじめ、薛東根(ソル・ドングン)大統領諮問教育革新委員長などが取り沙汰されている。ウリ党の一部では許雲那(ホ・ウンナ)韓国情報通信大学総長も下馬評に上がっている。
金副首相の辞意表明で当初、盧大統領の休暇が終わる来週明けに踏み切られる予定だった千正培(チョン・ジョンベ)前法務部長官の後任人選も、やや見送られる見通しになった。
jyw11@donga.com






